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華━━夢語り━━




華が咲き誇る


艶やかな空模様




伸ばした手のひらに


舞遊ぶ小鳥たち


春を告げるその声は


汚れた人間(ヒト)を浄化せん




華は咲き乱れ


金色(こんじき)の陽は昇る







それはそう闇夜に溺れたものを救いだし


神代(かみよ)の生命が踊る一つの情歌




華は散りはじめ


また時は動き出す




華は消え去りて


宵、泡沫の夢語り




永く主の身は隠れ


すさんだこの現し世に


再び神が集うとき


世界は色を取り戻す




華はいずこかで


また咲くときを待っている




華は人の世の


繋がりの証なり




書き下ろし。


現代世界に神代の時代が再臨し、世界の人々がこのときばかりは争いを忘れ、共に生の喜びを分かち合う、そんな話。


松本孝弘さんの曲 華を聞いて頭に浮かんだ情景を言葉にしてみました。


多くを描写する必要はないと判断し、言葉数を減らして俗な言葉をなるべく使わないように仕上げました。

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