RABBIT
凍てついた夜闇に
雪が降り続く
おぼつかない足取り
例え傷ついても
誰もいない山中
先の見えぬ道
月明かりを頼りに
君のもとへいく
悲しみが何度も
僕を襲っても
例えこの身が朽ちても
あの日交わした誓い守るために
冷たい涙溢れ
視界が閉ざされても
昔感じた温もり
惹かれる場所に行けばいい
輝く笑顔をもう一度護るために
痩せた君の体を
支えることしか
できなかったあのとき
打ちのめされた心
例え君が僕を
求めていても
それに見合う力がないなら
君の側にいても辛いだけ
寂しければ死んでしまう
僕らはまるでウサギで
世界にただ二人だけの
運命に結ばれてると
信じてたあの頃のよにもう一度進むために
街の明かりが見える
君の病室へと歩く
手を伸ばせばそこに
立ちふさがる扉
仄かな光のなか君は微笑みを浮かべた
目があった君は手を伸ばしてる
すがり付いて泣いた
永遠を誓いあった
後期作品……ではあるのですが、いまいちできがわるい……
既視感がぬぐえない印象です。
兎は1人では生きていけないという迷信から発展させて作っていったのですが……
もっとやりようがあったように思います。




