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カルマ




いたいけなその瞳


映るは人の業


汚れを知らぬ手で


重ねてくは原罪か?




夢から未だ醒めぬならば


どうかそのままそっとしていてくれ


深く暗く沈んでく心ならば


そっと包んで持ち帰ってくれ




『貴女が望むならば』


僕は君を守る盾になろう


敵意に溢れた世界


鋭い剣の前に身をおこう







話さない語らない


ただじっと見つめるだけで


だと言うに僕の心


押し潰されそうになって




雨が冷たく僕を刺しても


穢れを落としてくれはしない


今も昔もずっと変わらずに


待ってる君の心重くのし掛かる




『貴女が知らぬうちに』


僕は君の全て触れられず


華が君だとするのならば


僕はきっと側の煙草の灰さ







『貴女が全て知れば』


僕は君の前を去るだろう


太陽が君を照らしても


僕はきっと見捨てられるだろう


『貴女が知ったときは』


君は僕の側に堕ちてくる


だから僕は隠すのさ


それが僕の業と知りながらも




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