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黙秘主義
ゆっくりと振りかえる
あなたの瞳は切なげで
咲く前の百合の花を思わせる
一目見てわかってしまった
僕自身の気持ち
今ならわかる僕はきっと
君に恋をしたんだ
とてつもなく胸が苦しい
針に身を突かれたように
どんなにか愛しても
この想い届くことはない
理解していても止められない
誰かお願いこの辛さ
飲み込んでおくれ
風に揺れる黒髪は
どこまでも深く美しく
吹き荒ぶ風は映画のようで狼狽える
見ただけで崩れ落ちそう
僕自身の気持ち
今でもそうだ弱腰な僕は
君に伝えられない
形容できない痛みを知る
言葉が溢れそうで
どんなにか愛しても
この辛さ満ち続ける
理解しなくても変わらない
誰かお願いこの涙
取り除いておくれ
西日射す校庭で
永く永く僕は泣いた
黙秘的なこの臆病が恨めしい
どんなにか愛しても
この想い届きはしない
届いてもわからないから
誰かお願いこの僕を
飲み込んで取り除いて
背中押しておくれ
思いを伝えられないもどかしさを表現した作品です。
それ以上でもそれ以下でもないのですが友人からはなかなかに人気の作品なので首を捻っています。
表現が情緒的で心にくる、と感想をもらったのですが……
いまいち納得できない……




