表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/121

エピローグ




物事の終わりは何でこんなに切ないの


ねぇ誰もいない止まった世界


テンプレートを繰り返す住民たち




イレギュラーは自分だけで


終わっても巻き戻される日々


無限に続く旅路もやがて


神々の記憶から消えていく




ネバーエンディグ


ネバーエピローグ


この世界もそろそろ終わる


哀しいの?わからないさ


停滞することとどちらがいいの


救いをもたらしても


誰も僕をわかってくれない


泣き叫ぶことさえも許されていないんだ


意識が消えていく




友と一緒に語り合った


あの日やあの日々も全部まるごと


他人に作られた空虚なものだったのか


必死になって格上相手に殺されかけた日々さえも


何度死んでも死んでも気がつけば戻ってきてる


痛みは確かにあるというのに


失われた魂はきちんとそこにある


無限の地獄から出ることさえも叶わない







最後に動いた日から10年経った


動かないで突っ立ってるのにもいい加減なれた




ネバーエンディグ


ネバーエピローグ


突然からだが動き出す


あの日の自分に還って


どうやらまた旅するらしい


こんな世界も捨てたもんじゃない


たまにこういう幸運に出会えるから


意識が浮上する




ゲームの世界の住人の心境を描写しました。


繰り返しやられ、また立ち上がり。


それをくり返す内にいつしか持ち主に飽きられ、記憶から消えていく。


しかし、リメイクや、持ち主の目に偶然止まったりなど、日々に彩りが加わっていく。


どこかこわれた価値観に長い時を過ごす内になっていますね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ