あしおと
ぽてりと頬に触れた
雨粒 降り始めの合図
どうやらやむこともなさそう
街の気も 沈みがちだね
トンネルの中は 響く風切りで
自分の呼吸も 聞き取れないようなノイズ
矮小な存在と 嫌でも知るね
I wanna be without you 弱くなってく
そんな 贅沢を言ってさ
けど耐えられない未熟なことに
弱いあしおとに
危ないとこでもってる
千切れかけ 二人の赤い糸
自ら縁が切れずに
中途半端 繋ぎとめる意味もない
夜景の一つを 構成してる灯りに
いったいいくつもの 愛憎が渦巻くの
二人もそのなかの 欠片でしかない
I wanna be without you 脆くなってく
そんな 我儘があふれて
でもこれ以上は意味もない
衰弱していくだけ
I wanna be without you 風化してく
こんな 現実があってさ
もう耐えられない腐ることに
きれいに終わりたい
I wanna be without you…
I wanna be without you…!
I wanna be without you もう構わないで
僕の 幼稚さが目につくだけ
結局は独りの強さ程に
愛せないだけ
I wanna be without you 君のそばで
あしおとを あわせられないんだ
I wanna be without you 離れていく
Sorry,thanks.You just loved me……!




