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残骸ガベージ




さぁ行こうよ 一緒に連れてってよ


僕のけがれた魂ごと


昔どこかで 感じた想いだけは


まだわずか響いている





もう笑えないよ ごめん


そういや君は 笑ってた


わずかに残る感傷が


僕のこと笑ってら


喜怒哀楽も消えて


無感情なその瞳


間違ったこの人生の


不可逆点まで戻れたら




迷ってる僕らのアイは


このままいくのか




さぁどうしよう 道はわからない


自分の意思すら薄弱でさ


あの日みつけた 帰る場所のKindness


溺れるほど嬉しくて





さんざめく 僕のために


胸はざわめいて不愉快で


自由に駆ける君と


戻れない僕は違って


同じ方を向いてる


それが似てるようなまやかし




重なるポイント手探りで


泥団子のように丁寧に


触れれば壊れていって


時がたっても同じさ


哀しくても顔は動かない




さぁもういってよ 僕は置いてって


割れて欠けた心はもう戻らない


今理解したよ 時は有限で


ゴミに構ってる暇ないだろ






削りきられて残骸ともいえぬ


微小な僕 それでも傍にいてよと


求めてくれる ならそれでいいか


そのかわりに 僕を残り全部あげるよ






さぁ行こうよ 一緒に連れてってよ


僕のけがれた魂ごと


昔どこかで 感じた想いだけは


まだわずか響いている




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