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取り立て

1576年躑躅ヶ崎館にて

信玄 昌景!帥の配下で有能なものはおるか?

昌景 足軽対象に浅野三三衛門というやつがいます。

信玄 どんなやつだ

昌景 いつも源平時代の将・源義勝の

赤備えの鎧を着てきて、

兜首18程をいつも討ち取っています

信玄 ならば、そやつに300石を与え、

家族の住める屋敷を館町にたて、

これからの武田家の評定に出席する

ようもうしておけ!

昌景 はっ!仰せの通りに!

信玄のこの時の心情はわからない。

だが、優秀な者を育て上げる、

そのやり方は変わっていない。

次の日、三三衛門が住む中山村に山縣昌景

の隊50程とその後ろに真・浅野家に仕える、

小姓や武将など15程が行軍していた。

その軍が三三衛門の家の前に来ると山縣昌景

の家臣で次男昌尚が大きな声でいった。

昌尚 武田家の御棟梁・信玄様から三三衛門が家族に伝言が御座る!

此度までの戦での働き天晴れであった!

其処で三三衛門を300石で取り立て、

明日からの軍議に参加せよ。

そして、家族の者は館町が出来るまで

水田を耕せ、できれば、我が13男、虎之助

に伝承する。

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