2枚め.ZIGGY「Goliath Birdeater」
ZIGGYのなかでは、好きなアルバム上位ってわけでもないですが。
1.Wannabe
2.Without…(歌える!)
3.マケイヌ(歌える!)
4.嫌なこった
5.VENUS(歌える!)
6.時の砂
7.MONKY
8.ペシミストのため息
9.この空の下のどこかに
10.流浪のダンス
11.迷走
12.Forever Wild
あるい意味、ファンを裏切ったアルバム。
いや、アルバム自体は好きですよ?
でも、ギタリストの松尾さんが戻ってきて、最強のメンバーが揃い、ここから新たなる黄金期かと思いきや。この一枚で、今度はベーシストの戸城さんが抜け。
おまけに、その脱退からトラブルになり、ZIGGYの名前が使えなくなっちゃったんですよね。……そこからSNAKE HIP SHAKESがはじまり、結果的に、「新たなる黄金期」と呼ぶに値する時期を送ることになるのは皮肉な話。
それはそれとして。
このアルバムのとき、ライヴに行けて、あのメンバーの演奏をみられたのは、ラッキーでした。
このアルバムのビラに、「森重 (さん) のマイクスタンドにスカーフが戻ってきた」ってありまして。
エアロスミスのスティーヴン・タイラーさんのように、マイクスタンドに昔は巻いていたスカーフを、また巻くようになったって書いてあったんです。すなわち、ROCK'N'ROLLへのアティテュードを表してるわけで。
これ以来、私も、部屋のマイクにロングスカーフを巻くようになりましたし、カラオケにもロングスカーフを持っていくようになりました。スタンドじゃなくて、マイクに直巻きですけど。(カラオケには、マイクスタンドまで持ってきませんよ、汗)
8.のタイトルとか、好きだなあ。
【メンバー】
VOCAL:JUICHI MORISHIGE(森重 樹一)さん
BASS:NORIO TOSHIRO(戸城 憲夫)さん
DRUMS:SATOSHI“JOE”MIYAWAKI(宮脇 知史)さん
GUITAR:SOWNIN MATSUO(松尾 宗仁)さん
この前後のアルバムが、さらに良すぎるのですよ。
【単語帳】
vagrant
名:浮浪者
形:放浪(流浪)の,さすらう
(思考などが)気まぐれな