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異世界の宇宙に船ごと転移しましたが、お兄ちゃんのいない宇宙には住めないので、お兄ちゃんを探す事にしました!〜男装ブラコン少女の宇宙冒険記〜  作者: 黴男
シーズン2-旅立ち編

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060-不穏な通信

結論として、研究成果の販売所は....


『改良型のパワーコアです!』

『....デメリットから聞こう』

『完全起動に、単純換算で四年くらいです!』


だの、


『レーザー兵器のコンバーターです、自信作ですね!』

『....例によって、デメリットから聞こうか』

『過熱しすぎると、エネルギーがパワーコアに逆流して自爆します』


とか、


『小型のレーザーガン用大容量バッテリーです!』

『デメリットは?』

『充填に時間がかかってまして、フルで五日くらい使うんですが、電源から外すと一日も持ちません』


など、碌なものではなかった。

いや、熱意は伝わってくるんだけど.....「現状それが一番ましな結論に落ち着いたもの」を改造したり、アップグレードしたりした結果危険物しか出来なくなっていたのだ。


「とはいえ、最後のバッテリーは購入したがな」


エネルギー泥棒のカルセールのリロードにちょうどいい。

大体このバッテリーで二発分だしね。


「主人、この後はどうするのですか?」

「.....少しだけ滞在する事にする、金はあるが、依頼をこなしてランクを上げておくのもいいだろう」


とりあえず、私たちはアドアステラへと帰ることにする。

前と同じようにトラムに乗り、風景を楽しみながらライズコンソーシアムのドックへと辿り着いた。

すると、ドックの前に誰かが立っていた。

その人物は、ライズコンソーシアムの支社長であるカナードだった。


「カナード、何の用だ?」

「ああ、ここで待っていれば良かったのが合っててよかったよ....爺さんが君を呼んでいる....君との連絡手段がなかったからね」

「あの人が?」


軍人が一体何の用だろうか?

謎だったが、私はとりあえずアドアステラへと乗り込むことにした。

そして、ブリッジで直接カナードと会話をする。


『こちらアドアステラ、カルだ』

『おお.....こちらはカナード・カスクレイだ。君に会わせたい人とあることについての話がある。』

『分かった』

『助かる。.....一応言っておくが、儲け話だ』

『....そうか』


儲け話ということは、普通の船では到底対処できない案件という事だろう。

私はアドアステラを浮上させる。


『三日後にジストプライムⅠに来てくれ、では』

『ああ』


私は通信を切る。

数日滞在した無人島とも、これでお別れかな?

私は少しだけ寂しくなりつつもアドアステラを一度補給のために無人島へと飛ばすのであった。

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