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となりン家の柴犬:ナルさん  作者: ねむりねこ
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ナルさんとミルク

ナルさんの所へ行く時、常備するようになったものがある。

それが犬用ミルクである。


一回試しにあげてみたところ、飛び上がって喜んでいたので、

「ならばっ!」と常に持ってゆくようになった。


ナルさんの食事用のお皿は外に置きっ放し。

なので、ミルクをお皿に注ぐ前に、お皿を軽く水で洗う私。


ナルさん、ガン見でお座り待機。


……いや、そんなに直視せんでも。



お皿にミルクを注ぐ私。


ナルさん、ガン見でお座り待機。


……すごいな、お前。



ミルクを注いだお皿を手に、ナルさんを振り返る私。


ナルさん、ガン見でお座り待機。


からの、


更に後ろへ下がってお座り!

更に後ろへ下がってお座り!!

更に後ろへ下がってお座り!!!


ええええええええっ?!


何故っ?!



そこから、何故かどんどんお座りをしながら後退を繰り返すナルさん。


更に後ろへ下がってお座り!

更に後ろへ下がってお座り!!

更に後ろへ下がってお座り!!!


いやいやいやっ?!

豆粒みたいになってくぞっ?!

どこへ行く気だ、ナルさん?!



………面白いから放置してみる。


更に後ろへ下がってお座り!

更に後ろへ下がってお座り!!

更に後ろへ下がってお座り!!!



やがて、首輪と綱で繋がれてるナルさんに限界が訪れる。


それ以上、下がれないだろお前、どうすんだ?


と思っていたら、



………………突撃!!!


をいっ?!



ミルク目がけて走り込んでくるナルさん。

慌ててミルクが入ったお皿を持ち上げる私。


ナルさん、暫く飛びかかるも無駄だと分かると、諦めて再びお座り待機。


すると、


やはり更に後ろへ下がってお座り!



うん。

なんで下がるのか謎だけど……なんかごめんよ。


私は、そっとミルクが入ったお皿を地面に置いた。

読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m

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