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その令嬢極悪につき


「お嬢、どうやらやっこさんは今度の卒業パーティーで事を起こすらしいですぜ。」

「あら、そう。なら準備はバッチリ整えておきなさいね。」


 私は第一王子と婚約している。といっても第一王子のことが好きなわけではなく、バリバリの勢力結婚による物だ。本人に対しての感情は特に持ち合わせていない。どうも、お馬鹿なところがあるみたいだから、結婚してから操りやすそうだな、と思っているぐらいだ。


 その第一王子が次の卒業パーティーで私に対して何かもの申したいらしい。その「何か」が分からない。だから「何」に対して準備を整えたらいいのか分からない中でも最善は尽くしたといえる。

 色々と根回しもしたし、最悪の場合を考えて武力も整えた。だというのに。だとういうのに・・・・




「お前との婚約を破棄する!ローズ嬢に対するお前の態度は国母としてふさわしくない!!」

「それだけ?」


「それだけ、だとっ。お前の

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