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プロローグ「日常最後の日」

7月の暑さが体を蝕むギラギラとギラつく太陽の中、いつもの通学路をテコテコと1人歩いている。


俺は不通能丸フツウノウマル、身長体重成績ともに中間地点のいたってフツウの男子高校生だ。

ある一点を除けば


そんな俺はいつものようにこの窮屈な通学路を歩く。

なぜ窮屈か?なぜ窮屈な路地裏・・・を通る通学路なのか?

そんな疑問が湧くだろうがある種のこれは防衛だ。

「あ!能丸」

そう声を出し路地裏の俺に指を指す少女。

見つかった…仕方ない。

俺は路地裏から出て大きな道を走り出す。

「不通くん?」

「能丸っちじゃん」

「不通!」

呼び止める女性の声を振り切り学校へ急いで向かう。

そう俺は多くの女性に好意を寄せられている。

いわばハーレム系男子だ。

これがフツウではない俺のただ一点だ。

昔からなぜか女性に好かれることが多かった。

自分で言うのも何だが、性格がとてつもなく良くて聖人君子というわけでもないのになぜか。


そして、俺はいつものように大名行列のように女性を引き連れ登校する。


それが、俺のフツウノコトだった。



今日までは。

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