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No.8 奇襲はデフォルトですか?


昼食を挟んで、ジルお兄様が合流して座学が終わる夕方には、頭がパンクするんじゃないかと思うくらいにヘロヘロになっていました。

あの冷たい不快感の理由、負の感情で魔力が暴走寸前だったと分かりました。

魔力持ちは精神状態に左右されやすいらしいです。

もちろん、話を聞いていて背筋を冷たくしながら、気を付けねばと気を引き締めました。

でも一番、精神力を削ったのは言うまでもなく、スフィンさんの『臣下の誓い』発言ですが。

昼食の席で、あれが臣下の誓いだと聞いて噴き出したのは仕方ない事です。

知らなかったとは言え、はやまったのかもしれません。

いえ、スフィンさんが嫌な訳じゃないですよ?

周りにも多大な迷惑をかけるのではないのかが、今更ですが頭を抱えてしまいます。

帰り際にスフィンさんから、基礎魔法の本を頂いて気力だけで部屋に戻ってきました。

ソフィーでグッタリしていた私に、ティーノお兄様達は王様に呼ばれているらく、優しく声をかけてくれます。


「くれぐれも気を付けろよ?一応、カイルが部屋に防御魔法かけておくけど」


「外出は僕達が帰宅してからですよ」


「そうですね。少しの間ゆっくり休んで下さい。お茶は入れていきますから」


「あ、自分で出来ます!」


「ダメです。女の子が火傷をしたら大変ですから。私の紅茶もなかなか美味しいのですよ?」


止める間もなく手慣れた手付きで紅茶をいれたカイルさんは、私の目の前に紅茶を置いて退室していきました。

至れり尽くせりで、ダメ人間になりそうです。

皆さんが過保護すぎます。

後で、皆さんには一般的な事は出来ると説明しましょう。

甘やかすとダメ人間に成長しますよ、と。

なので、誰もいない今はソファーに転がります。

目を閉じて少しすると、疲れからか穏やか微睡みが誘われてしまいます。

もう少し…と、いう所でドアがバチッと音と一緒にバタンッ!と開きます。

急に遠退いた微睡みに驚きながら、体を起こしました。


「なんですの!まったく、部屋に防御魔法なんて…まぁ、汚らわしい魔石もゴミ程度には役に立つわね」


「全くですね!ローゼ王妃様は美しいだけじゃなく、素晴らしく頭の回転もよろしくてマーヤは感激しております!」


「本当ですわ!さすがローゼ王妃様ですわ!一生ついていきます!」


突然始まった寸劇に、私は頭がついていきません。

心は彼方までドン引きです。

頭の回転がいい人が、他人の部屋にノックなしで入室…奇襲する人はいませんよね。

濃い青色のドレスに化粧をバッチリ決めた勝ち気な方は、寸劇の流れ的に王妃様なんでしょうね。

王妃様とお付きの二人も、頭が若干お花畑のようです。

マナーと常識が迷宮入り、もしくは世界規模で迷子なんですかね?

誰か迷子を強制連行捕獲して下さい。


「ちょっと、そこの愚民!王妃様が自ら足を運んで下さったのに、その間抜け面はなんですか!」


「良いのよ、マーヤ。きっとワタクシの美しさに声も出ないのよ…」


「慈悲深い王妃様も美しいです!」


「あぁ…お美しい…私達の王妃様!」


やれやれと言うように、あからさまに肩を竦める王妃様。

他の二人は、うっとりと王妃様を見つめています。

もはや、変な宗教のようで怖いです。

どうやら、とてつもなく面倒な人達な予感がしてなりません。


「ほら、愚民立ちなさい!」


「これだから、庶民育ちは…野蛮でどうしようもないですわね!」


苛立ちからくる興奮なのか、二人は私の手を引っ張って無理矢理立たせます。

引っ張られるままに、王妃様の目の前に立たされてしまいました。

王妃様は見定めるように、私の頭から爪先まで見て鼻で笑いました。


「魔道具を作り替えた美しき子、なんて聞いて来てみれば…フフッ、ワタクシの用意した子達と雲泥の差ですわね!」


「ソーデスカ。ソレハ良カッタデス」


ホホホッと高笑いする王妃様に、私の返答は棒読みになってしまいます。

肉食狩人と同列なんて、喜んで辞退しますよ。


「少し魔力があるからと言って、あの子達の邪魔になるのはお辞めなさい」


「そうですわ!彼女達は選ばれた高貴な方々ですのよ」


「さながら空を舞う蝶のようですわ!」


ドヤ顔で言れた言葉は、あまりにも陳腐で微妙な表情をしてしまいます。

高貴な方々の教育、主に情操教育を間違ったのでは?

どっちにしても、嫌がる人を付け回すのは変態か変質者です。


「あの、何か勘違いされてませんか?」


一応、返答はしますよ。

心境は微妙とか面倒だとしか思いませんが。


「か、勘違いですって!?陛下が"あの子なら王子達も幸せだろう"と、こぼしてらしたのよ!ワタクシが選んだ子達を差し置いて!」


「許せませんわ!先にいらっしゃったお嬢様方がお可哀想で…」


「そうですわ!あんなに一生懸命、王子様達を思ってらっしゃるのに!こんなポッと出の庶民育ちに負けるなんて…悲劇ですわ!」


お付きの二人は顔を覆ってしまいました。

王妃様は私を睨んだままです。

王様のボヤキが引きがねだったんですね…。

そりゃ、常識的な父親からしたら肉食狩人より、普通の女の子がご希望なのは当たり前ですよね。

私でもそうです。こんな宗教じみた人達と必要以上関わりたくないですよ。

疲れが倍以上になって返ってきます。


「あの…」


「そもそも、魔力が強い者は力に合わせて伴侶の人数を増やすなんて…いくら暴走を最小限に収めるためにしても、おかしいですわ!」


「そうですわ!魔力が多いだけで、魔力の強い美男子と婚姻出来るなんて…」


「しかも、魔力が多ければ多い程侍らせられますのよ?世界に愛されてるなんて迷信ですわ!」



サラッと知らなかった新事実を言われた気がします。

魔力が高いと伴侶の人数が増える?

魔力暴走の抑制要員じゃなくて?

それは六属性持ちだからですか?

頭は疑問でいっぱいですが、質問する相手は間違えませんよ。

お花畑さん達に聞いた所で、火に油を注いで移り火で焼け野はらにでもしたら大変です。


「なんの事か分からないので」


「まぁ、王妃様のお許しもないのに喋るだなんて…礼儀知らずもここまで来れば見事ですわね!」


溜め息しか出ません。

どうしろと言うのでしょうか?

人の部屋に奇襲をかけた挙げ句に、色々と変な寸劇と宗教的なモノを見せる人達に礼儀と言われても、説得力の欠片もありません。


「まぁ、いいですわ。ここから出てってくれたら、許してあげてもよくってよ?」


「私にはなんとも…王様に言って下さいませ」


言い終わる前に、バシッと鈍い音と一緒に頬が熱くなります。

突然の事で、分かるのは指輪の付けた王妃様の手でビンタされた事だけ。

王妃様は意外に怪力らしく、体が持っていかれそうでした。

あー、今は体が軽いからかも。


「お前なんて消えてしまえば…ワタクシの計画は上手くのに!王子達とアイスロン家・スノーヴァ家を手に入れられるはずだったのに」


「今からでも遅くないですわ!貴女が消えれば…これを可愛がるなんて、あの宰相様も落ちぶれたもんですわ」


「北の森にでも捨てれば、生きては帰れませんわ!そうすれば、王子様達もティーノ様もジル様も思いのままですわ!」


ギラギラな目で睨まれます。

お付きの二人も同じ様な目で、私を見て罵倒します。

サァーと体が冷たくなって、何かに引っ張られそうになります。

前よりずっと大きな何かに、呑み込まれてしまいそうです。

目の前が暗闇に支配されたように、周りの色が消え失せます。

引きずられそうなのを、グッと体に力を入れて抑えます。

ここで魔力を暴走させる訳にはいきません。手のひらに爪が食い込んで意識を保たせてくれます。

私の事を言うのは、今までの経験上慣れたモノですが…優しくしてくれた方々に対する侮辱や陰口は許せません。

そもそも、人を物のように扱うなんて、誰であっても許されてはいけない事です。


「人を、心を、なんだと思ってるんですか!恥を知りなさい!」


「なっ!王妃のワタクシに口答えするなんて不敬ですわ!汚らわしい溝ネズミがっ!」


言葉と一緒に振り上げられた手を、私は視線を反らさずに受け止めるつもりで、微動だにせずにしていると、急に小さな光が集まって、光が収まると私の目の前には黒の壁。

正しくは、上から下まで黒い服を着た麗しのハイエルフ様です。


「俺の主に何をしている」


怒気を孕んだ声と突き刺す視線に、お付きの二人は顔を青くて、言葉を失って震えています。

美麗な人は怒ると迫力半端ないですからね。


「もう一度問う。我が君に何をした」


「こ、この小娘が悪いのですわ!ワタクシは何もしていませんわ!礼儀を教えたでですわ!」


「ほぅ…良い情報を教えてやろう。この部屋であったことは、陛下や宰相殿につつぬけだ。貴女がルナを蔑み殴った事も」


スフィンさんから、ゆらゆらと冷気の黒い霧が漂っています。

何となくそのままにしておいてはダメな気がして、背中にそっと触れます。

脅かさないようにゆっくり。


「スフィンさん、大丈夫ですか?」


今の状況では、変な会話になってるかもですが、スフィンさんの雰囲気が和らげばオッケーです。


「大丈夫ではないのは、ルナの方だ。大きな魔力が動く気配がした」


「あー…大丈夫ですよ、多分」


「頬だって腫れてる」


「日にちがたてば治ります。この程度は虫に刺されたぐらいのものです。それにスフィンさんが助けてくれました」


だから大丈夫ですよ。

そう言いながら、スフィンの背中をさすります。

背中越しの会話で、スフィンさんは相変わらず王妃様を睨んでます。

ぶっ刺す視線ですが、冷気と黒い霧はだいぶマシになりました。

もう一押しと思っていると、バタバタと新しい足音と共に見慣れた顔ぶれが顔を出します。


「ルナっ!」


「可愛い頬がこんなに…僕が癒せたら良いのですが…父上の手が空いたら癒してもらいましょうね?」


頭にはジルお兄様の手が、腰にはティーノお兄様の手が回ってます。

兄二人に両側から、ガッチリ抱き締められてしまいました。

また心配させてしまいました。


「この部屋に招かれざる客がいるな。これはどうゆう事ですか?説明して頂けませんか」


真顔のキースさんのオーラも口調も殺伐としていて、何時もの笑顔も口調も鳴りを潜めています。

視線だけは王妃様を見ていますが。

その瞳は感情を削ぎとった冷たさです。


「私は防御壁をこの部屋に張っていたはずなんですがね…まさか、魔法は異端と唱えながら、魔石を使ったなんて…矛盾もここまでくれば清々しいですね?」


清々しいと言いながら、カイルさんの背後に黒いオーラは、私の知るなかで最大級な気がします。


「ワタクシはこの国の王妃ですわ!不敬は、私に意見したその娘じゃなくって!」


憤慨する王妃様に、私は兄二人の腕から抜け出して王妃様の目を見ます。

黙っていられなかったのが正解です。


「不敬だと言うならお詫び申し上げます。罰するならそれでも構いません。でも、言葉は訂正するつもりはあまりません。人には心がります。私利私欲のために、人を物のように扱うのは生きる者として、更には上に立つ者として間違っています」


「なんですって!不敬もいい所ですわ!キース、カイル、今すぐコレを城からつまみ出しなさい!」


怒鳴る姿があの肉食狩人のお嬢様と被ります。

思い通りにならないと駄々をこねる。

王妃様ってよりは、駄々こねて周りの反応を見ている小学生に見えてしまいます。


「はぁ…これ以上醜態をさらす前に退室を。ここは父上が彼女に用意した部屋で、貴女が立ち入って良い場所ではない」


「陛下も宰相様も大変憤慨のご様子でしたから、早くご機嫌うかがいに行かれた方が良いのではないですか?」


「なっ!」


「宰相の父上と王妃の貴女でしたら、陛下はどちらを選ぶでしょうね?」


「フフッ、ティーノは意地悪ですね。クレメス様は今は大公とは言え、前王の弟で王族の血筋ですよ?」


「そうですか?僕は当たり前な事しか言ってませんよ。あ、そうそう。六彩の賢者様は、ルナの側近になりましたから」


「……小娘ばかり……!失礼しますわ!」


カイルさんとティーノお兄様のミサイルなみの攻撃に、王妃様はわなわな震えた後、私を睨む事を忘れずに速足で出ていきました。

お付きの二人も顔色を悪くして、バタバタと出ていく様はちょっと哀れです。


気が緩んだのか疲れからか、はぁぁ…と、ありったけの息を吐き出して座り込みます。


「ルナ、大丈夫か?」


「大丈夫ですよ?ちょっとあの方々のテイションと、私のテイションに埋められない温度差があっただけで。助けて頂いてありがとございました」


頭を下げると、キースさんが申し訳なさそうに抱き上げてソファーに座らさせてくれます。


「未然に防げなくて悪かったな。まさかここまで、無謀に出るとは思わなかったんだが…痛いか?」


キースさんに心配そうに頬を撫でられて、私は大丈夫の意味を込めて笑います。


「この程度、気にしないで下さい。それより王様や父は大丈夫でしょうか?」


あの愛情過多の父がキレてない事を祈ります。


王様が押さえてくれている事を願うしかないですね。

頬のビンタぐらいたいしたことないんですけど…殴り合いの経験あるって言ったら皆さんが倒れそうなんで言えませんが。

絡まれ慣れてました、とも。

でもキースさんとカイルさんには、出会い頭に見られた気がします。

是非抹消して頂きたい記憶ですね。


「誰も傍にいれない時は、長…いえ、スフィン様に防御壁を張って頂きましょう。私より強固なのを張れると思うので」


「そうだな。あの人があれで懲りるとは思えないしな…次はもっと過激になるかもしれん」


カイルさんの言葉に、難しい顔で頷くキースさん。

あの人って、王妃様の事だと思うのですが…母親を"あの人"と呼ぶ辺り、踏み込んではいけない何がある気がします。

今まで家族のいなかった私には、到底分からないものですが。

家族や兄妹…、現在距離など諸々を学んでいる私からし難しいです。


「ルナ、大丈夫か?」


「あっ、はい。色々と衝撃的でし…あっ!」


ジルお兄様の質問に答えようとして、衝撃的だった新事実を思い出した。


「どうしたんですか?僕達で答えられる事なら何でも聞いて下さい」


ティーノお兄様が、ミルクティーのカップを手渡しながら微笑みます。

温かい湯気に安堵しがら、王妃様達が言っていた事を聞いてみます。

魔力が高い人は伴侶の人数が増える事。

抑制要員の役目だけではなく婚姻を結ぶ事。

なんとなく魔力持ちが美男子は伏せました。

何となくです。そこは察してください。


「…って、話を聞いたのですが」


「…余計な事を!」


「ルナは気にする必要ないですよ?まだ十三歳ですし。魔力の抑制もスフィン様や僕達がいれば大丈夫ですから」


舌打ちするジルお兄様や、笑顔なのに威圧感たっぷりなティーノお兄様が事実だと教えてくれます。

また、死亡フラグがジリジリ近づいて来てる気がします。

神様、嫌がらせが過ぎますよ。


「でも、実際問題として…ルナは高位魔導師と同等かそれ以上ですから、自ずと面子は絞られますけど」


「そうだな。高位魔導師の者は限られてくる」


「あ、あの!カイルさん・スフィンさん、この話は辞めましょう!」


私の視線が兄達に向かっているのに気がついて、キースさんとカイルは呆れ顔。

過保護な兄達の周囲は吹き荒れるブリザード。

疲労困憊中の私には、耐えられません。


「ティーノもジルも、妹君に気を使わせてどうするんですか」


「まぁ、離れていた期間が長いから、気持ちは分からなくもないけどな~可愛いし」


「簡単にルナは渡しません。当分は僕達のお姫様でいてもらいます!」


「当然だ。婚約や結婚はルナには早い!」


キッパリ言い切ったティーノお兄様と、頷くジルお兄様。

まだ十三歳なのに、何を心配しているのでしょうか?

地球で言うなら、まだ中学生です。

恋話やマンガにワイワイ言ってる年代です。

まさか…昔の中世時代みたいに、十六歳には結婚が当たり前とか??

疑問に思っていた事が、ただ漏れしてしまったのか、キースさんが説明してくれました。


「通常は十代前半には、婚約者がいて当たり前で、早いので言えば産まれて数ヶ月っていう事もある」


「生後数ヶ月……ですか」


カルチャーショックです。

まさか~なんて思っていましたが、そのまさかだったとは。

政略結婚にも程があると思うのは、自由な日本の庶民思考が抜けきらないせいでしょうか?

微妙な表情を隠すために、カップに口をつけます。

温かいミルクが優しくて、ほっこりします。


「大丈夫ですよ。ルナを含めて私達には婚約者はいませんから」


「そうなんですか?」


「その結果が、肉食獣に追い回されている訳だが…」


「節操はないし…布団に忍び込んで来た時は、剣があったら切り捨ててた……」


「僕は気配を感じたら近寄りません。まずは、部屋を冷気で満たしてあぶり出してから防御壁を作って寝ます。他人が傍にいるなんて…気持ち悪いです」


「野獣を穴から炙り出すみたいな言い方ですね…」


「事実変わりないしな。一応、王子である俺の寝室まで乗り込んで来た時は目眩がしたな……」


「私も泊まるときは、キースの部屋に避難します。他の部屋よりは強固なんですよね…」


一言でいうなら重量級の殺伐さ。

乙女部屋に紅茶とクッキーの和やかなアイテムがあっても、中和剤になりませんね。

逆に殺伐さが際立ちます。


「えーと、あの…お疲れ様です。何かお手伝い出来る事があったら、言って下さいね?」


一応フォローになったのか、皆さんの殺伐とした空気は霧散しました。

生温い視線は、甘んじて受けましょう。

重量級の殺伐さよりは、気持ち的に楽です。


「でも、一番気を付けるのはルナですよ?」


「夜は防御壁を張るが…万能ではない。気を付けるのにこした事はない」


カイルさんとスフィンさんの言葉に頷きながら、こんな短期間で事を起こすバカはいないでしょ?

返事はしつつそんな事を考えていました。

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