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食べ方と遊び方

 俺は和久井真彦。至って普通の脇役だ。

 俺はゆめと一緒に平田のショッピングセンターに来ていた。

 俺達はとりあえずラーメンをすすっていた。

 俺が頼んだ味噌ラーメンはかなり美味しい。

 ゆめと二人で食べるからというわけではない。

 俺は一人で食べるよりも誰かと一緒に食べた方が、

より食べるものを美味しく感じるのだ。

 一人で食べるほうが好きだという人も居るが、

俺はそういうタイプの人間ではない。

 一人で食べるほうが好きな人は、

自分のペースで食事したかったりその空間を楽しみたかったり。

 理由は様々あるんだろうが、そういう感性は俺に無い。

 ゆめも黙々と塩ラーメンをすすっている。

 彼女はラーメンが美味しそうな表情をしているものの、

あまり食べながら話すようなタイプではないようだ。

 俺は食べるときはできるだけ食べることに集中したい。

 一緒に食べるのは好きとさっきもいったが、

人のぬくもりを感じたいだけで食べながら話すのは好きじゃないのだ。

 俺はラーメンを食べる途中で一旦やめ、餃子を頬張る。

 ご飯と一緒に食べる餃子はそこそこ美味い。

 餃子のタレもつけたのだが、

ご飯にタレが掛かってしまう。

 といってもタレの掛かったご飯は意外と美味しいので、

わざとそうなる位置に動かしたのだが。

 ご飯を少し食べ、またラーメンをすする。

 喉が渇いたら水を飲み、またすすりなおす。

 ラーメンにあるチャーシューやのりを食べ、

その味を堪能する。

 汁をすったのりは別格の味だし、

チャーシューも中々美味い。

 ゆで卵は中途半端に食い、黄身を食いきり白身だけを残す。

 白身の部分に汁を入れ、一緒に食べるためだ。

 こうすることでより汁の味を知ることができる。

 最初に具材を食いきる奴も居るが、俺は具材は途中で食う。

  具材を食べてからほどよいコシの麺を再びすすれば、

その味もしっかり堪能できるからだ。

 俺達は数分後にラーメン(とそのセットにした物)を食べきったのだが、

そこでゆめがこういった。

「ラーメンを食べ終わったところだし、ゲーセンに行こう」

「まずは食器を返してからだな」

「分かってるわよ」

 そして俺達は食器をラーメン屋に返し、

それから一路ゲーセンへと向かう。

「まず何で遊ぶ?」

「キャッチャーね」

「キャッチャーか。あれは最近難易度が高いぞ?」

「別に。一人一回ずつやるだけだから。たわいも無い遊びよ」

「なるほど、なら別に問題は無い」

 ゲーセンでの遊び方も人それぞれだ。

 それについて俺がとやかくいうべきでないのだ。


続く

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