異世界への入り口
初投稿です。よろしくお願いします。頑張ります。
半魔族を追加しました。
「はぁ」
中肉中背せも高くもなく低くもない特徴と呼べるものが特にない俺こと佐藤琢磨は、いつものように一年前、就活に失敗してからというもの、バイトもせず親の金で生活をしているダメニートってやつだ。
今は特にする事も無く暇つぶしにパソコンのオークションサイトを見ている。
「あーー。…はぁー」
暇つぶしに見てみたが欲しい物があるわけでも無く有ったとしても金に余裕があるわけでもない
「はぁー。……ん?何この広告」
そこには《異世界の入り口》と書いてある広告が…
「はっ。何ソレ。異世界。…異世界かぁ。そりゃあるなら行きたいっつの。どーせ、ゲームの広告か何かだろー。まー最近やってたのも飽きて来たし面白そうならヤローかな」
割と適当にクリックし、サイト飛ぶ。こーゆーの結構当たりとかあったりするしなぁ
《異世界への入り口、ご利用ありがとうございます。一度入ってしまうと、もう二度と戻って来ることが出来ませんがよろしいですか?》
《Yes No 》
(うわー。結構、設定凝ってそうな感じだな。ハイハイ、イエスイエス。)
Yes ピッ
そうすると、画面が異様に光り出した。
光量はどんどんどんどん強くなりパソコンから出る出力ではない。やがで光は部屋中を白く光で染め上げていく。
「え?なに?え?え?ええ?眩し。うわ、え?壊れた?え、わぁワアアァァァーーーーーー」
《逝ってらっしゃいませ。佐藤拓磨様》
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「…ん…ぅうん…。…はっ!ん?ん?ここ……どこ…?」
真っ白の世界。一言で表すならそうとしか言えないほど真っ白な世界におれは立っていた。いや、立っていると言うのは正確ではない。浮いている。
そこには地面も天井も壁もないひらすら真っ白なだけ。地面が無いから広いのか狭いのかすらわからない。
ひらすら真っ白な世界におれは浮いていた。
(ん?ここどこだ?なんなんだここ??……真っ白だ………うわ!!!浮いてる!!……何なんだこれ!?……ゆめ…か?夢なのか?夢なんですかぃ?夢だと言って欲しい。うん。夢ね。ハイハイ、そっかー夢かー。こりゃ変わった夢だなぁー。へぇーー)
《それでは、性別を選択して下さい。
男 ・女 》
《残り10,000P》
「わぁっ!!え?!え、なに」
(わー、ビックりしたー。なんだよ。急に目の前に文字が現れてきやがったよ。驚かせないでよ。怖がりなんだよ、おれ。あービックりした。はぁ。)
「え?性別?どゆこと?」
《性別を選択して下さい》
「え、いや、そうじゃなくてさ、え?何なのここ?夢?だよね?ホッペ抓ってみようかな……イダッ!痛い。普通に痛いわ!!え?何?ここ?どこだよ?説明しろよ!!!」
《性別を選択して下さい》
(……。説明なしっ!。…はぁ。えっとあれ?そういえばおれさっきまで何してたっけ?えっと……あ!!そうだ!ゲームだ!!えっと……)
「異世界への入り口!!!!!」
(そうだ、それだ確かその後パソコンが光り出して、えっとその後…ここに……い、る?)
「…もしかして…ここ異世界?…夢じゃなくてマジで異世界にきちゃったってこと?……イヤ、教えてくれよ!!説明!ヘルプ!こんなとこ急に連れてこられて夢か現実かも訳わかんなくなってんだよ?そーゆーのはちゃんとさあ!!説明してくんないと!!さぁ!!おれ発狂しちゃうよ!虎になっちゃうよ!!……って三月記かっ!………。」
《性別を選択して下さい》
(……うん。無視ね。なるほどね。うん。ちょっと難しかったかもね。おれのギャグレベル高かったかもね。うん。ハイハイ。わかった。決めればいんでしょ。ハイハイ。)
「えっと…じゃあ、男で。」
《性別 男 で決定してよろしいですか?
Yes No》
「わ!!変わった!。Yes Yes。」
《性別が決定しました。》
《続いて、種族を選択して下さい。》
《残り10,000P》
「種族?種族って?エルフとかドワーフとか?えっと何があるの?」
《種族選択。以下より種族を選択して下さい。》
【
《人間族》100P
種族補正
身体能力補正C 魔法素養C 知能補正C 繁殖能力補正B
種族特徴
全種族の中で最も数が多い。平均寿命60年
《獣人族》(犬人族100P 猫人族100P 猿人族150P 兎人族200P 鼠人族200P 牛人族250P 鳥人族300P 狼人族350P 銀虎族400P 金獅子族500P)⬇︎
種族補正
身体能力補正C+〜A 魔法素養F〜D+ 知能補正D〜C 繁殖能力C
種族特徴
全10種からなる種族。総じて身体能力が高く。各種族特有の特殊スキルを必ず持って生まれる。ある一定の年齢に達すると一年に一度発情期がある。平均寿命60年
《森人族》(エルフ500P ダークエルフ500P)
種族補正
身体能力補正D〜D+ 魔法素養補正B〜B+知能補正C+ 繁殖能力補正E
種族特徴
総じて魔法素養が高い。繁殖能力が低いため数が少なく、全体として森から出ることを嫌う。自尊心が高い。容姿端麗。種族特有のスキル、精霊魔法を持っている。平均寿命200年。
《鉱山族》500P
種族補正
身体能力補正B 魔法素養補正D 知能補正D 繁殖能力D+
種族特徴
総じて背が低い。酒好き。種族特有のスキル、鍛治、剛腕を持っている。平均寿命100年
《半魔族》(ゴブリン1P コボルト5P オーク20P オーガ50P ハイピュア50P ラミア100P…etcetc)
種族補正
身体能力G〜B 魔法素養G〜B 知能補正G〜D+ 繁殖能力補正 B〜A
種族特徴
総じて、数が多く種類も多い。人型という特徴以外には特に全体としての特徴はない。
全体的に知能が低く、繁殖力が高い。
平均寿命20〜60年
《魔族》(魔虫族500P 魔夢族600P 吸血鬼族700P 巨人族800P 魔加羅族900P 魔人族1000P)⬇︎
種族補正
身体能力補正B〜A+ 魔法素養補正E〜A+知能補正E〜C+ 繁殖能力補正E〜D+
種族特徴
総じて数が少ない。各種族特有のスキルとは別に総じて、悪虐非道スキルを持って生まれる。平均寿命300〜500年
《竜人族》5000P
種族補正
身体能力補正S 魔法素養補正S 知能補正B 繁殖能力G
種族特徴
絶滅危惧種。容姿端麗。体の一部に急所の逆鱗がある。種族特有のスキルに、竜化、ブレスなど多くのスキルを持って生まれる。平均寿命2000年】
「あ、出た。…うわぁ種族多いなぁ。……なるほどこの中から選べと。うーーん。ん?P?
……なるほど残り10,000Pで選べって事ね。ハイハイ、って事は余裕にポイント余るしこの後もなんか選べる訳ね。なるほどね。」
「うーーん。どうしようかな。ま、無難な所は人間だよなー。うん100Pとか安いし。エルフかぁーアリだなぁーー。うん、鉱山族は無しだな。身長小さいとかヤダ。うん。……魔族も無しだな。悪虐非道スキルとか分かんないけど、なんかヤバそうだし。うん。うーーんどーしよーかなぁ。うーーん。うわぁ竜人族つっよ!!!めっちゃ強いじゃん!!!そんでたっっか!!5000Pかよ!高すぎるわ。……。でも、魅力的だなぁー。あ、いや、繁殖能力低いからダメだ。うん。…え?なんでって?いや、そりゃあね、うん。ダメでしょ。だってハーレ…うん。なし。……となると、うん?獣人族のとこの光ってる⬇︎これなんだ?……押せばいいのかな。……えぃ」
【獣人族種族詳細
《犬人族》
身体能力補正B 魔法素養F知能補正D
獣人族の中で最も数が多い種族。種族特有のスキル、嗅覚を持って生まれる。猫人族とは本能的に仲が悪い。
《猫人族》
身体能力補正B 魔法素養F 知能補正D
獣人族の中で二番目に数が多い種族。種族特有のスキル、夜目を持って生まれる。犬人族とは本能的に仲が悪い。
《猿人族》
身体能力補正B 魔法素養F 知能補正D+
種族特有のスキル、木登りを持って生まれる。
《鼠人族》
身体能力補正B 魔法素養D+ 知能補正C
種族特有のスキル、粗食、狡猾を持って生まれる。
《兎人族》
身体能力補正B+ 魔法素養E 知能補正D+
種族特有のスキル、聴力を持って生まれる。
《牛人族》
身体能力補正B+ 魔法素養E 知能補正D+
種族特有のスキル、剛力を持って生まれる。総じて身体が高い。女性は総じて巨乳。
《鳥人族》
身体能力補正C+ 魔法素養D+ 知能補正D+
種族特有のスキル、飛行、遠目を持って生まれる。
《狼人族》
身体能力補正B+ 魔法素養D 知能補正D
種族特有のスキル、狼化を持って生まれる。
《銀虎族》
身体能力補正A 魔法素養D 知能補正D+
種族特有のスキル、剛脚、虎化を持って生まれる。総じて数が少ない。
《金獅子族》
身体能力補正A 魔法素養D+ 知能補正D+
種族特有のスキル、威圧、金剛力を持って生まれる。総じて数がとても少ない。】
「……な、る、ほど。ね。うん。こんなかで選ぶなら金獅子だな。なんか一番強いし。他は…うーん。牛人族の彼女が欲しいです。はい。…うん、真面目にいこう。
……いや、でもエルフが魅力的なんだよなぁ。やっぱイケメンに生まれたいし。精霊魔法とかも気になるよなぁーー。やっぱエルフかなぁ。あ、いや、ダメだ。繁殖能力補正低すぎる!ナーーシ。うん。いや。だって、いくらイケメンでも性欲少ないとか……ねぇ?」
「……となると、うーん。やっぱり人間か。うーーん。せっかく色々あるのに人間ってのはやっぱ勿体無いかなぁー。いや、でも他がなぁ。うーーん。……。よし!いいや!人間で!!容姿をこの後変更出来る可能性を、信じて。人間族選択っと。」
《種族選択、人間族に決定してよろしいですか。 Yes No 》
「うーーん。うん。Yes」
《人間族に、決定しました。》
《残り9,900P》
「あ、やっぱポイント減ってるな。やっぱ合ってたのか」
《続いて、容姿を変更して下さい。変更が終わりましたら、決定を押して下さい。》
すると、目の前に全裸の自分が現れた。
「わ!!!!え!!?お、オレ??全裸??うわぁ、リアルなオレだ。あ!お尻にホクロがある。知らなかったよ。わーー。なんか、恥ずかしくなるな。えっとどうやって変更するんだ?」
《髪 変更100P》⬇︎《顔 変更−1000〜+2000P》⬇︎ 《目 変更100P》⬇︎《体型 平均−500〜+500P》⬇︎《身長 変更300P》⬇︎《生殖器 変更−100〜+500》⬇︎《決定しますか。 Yes No 》
各項目が体の右側に現れた。
(おおーー。なるほど。凄いなこれ。変えたい放題だな。うお!!生殖器!!!変えれるのか!!今日一嬉しいな。うん。マジか!ん?この−ってなんだろ?適当に押してみるか。 えっと…顔 −500っと)
《顔が変更されました。》
《残り10,400P》
「うわ!!!めっっちゃブサイク!!鼻潰れてんじゃん!!うわ!うわ、すっげ。シュレックのケツの穴みたいな顔面だ。
福笑いしてもこんなブサイクには出来ないというほど芸術的なまでの顔面だ。
−500でこれなら、−1000とかどーなんだよ。うん。する勇気ないわ。あ、ポイント増えてる。なるほどマイナスにするとポイントが増えるのか。…これ、もどせるよね?出来るよね?このままはシンドイよ人生。…よし+2,000」
《顔 が変更されました。》
《残り8,400P》
「うわ!!イケメンだ!!イイ!凄くいい!
さっきとの落差で感動10倍だ。爽やかイケメンだ。街に居たら二度見するイケメンだ。
二股しても結局許されちゃうタイプのイケメンだ。
ん?残り8,400?って事は元々から1,500使ったって事か。うーん。後500だけ上げれるのか。うーん。ま、今で十分満足だし。別にいっかな。うん。…えっと髪?は…あ、色が変わるのか。うーーん。やっぱファンタジーといえば定番の金髪碧眼でしょ。うん。…えっとこれでいいのかな。」
《髪 が変更されました。》
《残り8,300P》
《目 が変更されました。》
《残り8,200P》
「おぉーーー。これはもはや俺ではないな。うん。後は、体型は細くなったり太くなったりか。うーん。別に今のままでいーよなぁ。身長も今177だし、別にこのままで。後は……」
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「よしっ!これでいいや。決定。Yes」
《容姿が決定されました。》
《残り8,000P》
(……え?200P減ってるって?そりゃあ。まぁ。ね。うん。そういうことだよね。うん
。聞かぬが華だね。うん。)