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夜に語る  作者: 八折伏木
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新期生定期面談log No.561001TM「透鮫愛渦」初回log

「はーい!めん、だん?すぐいくの?わかったー!」


どうもこんにちは、八折伏木です。

今回はラブカこと透鮫愛渦の成り立ちの一部にちょろっとだけ触れています。それとしばらく出てきていない人物もちょっとだけ出ます。さらっとお楽しみいただければ、と思います。

___よし、それじゃあキミもこんな堅苦しい面談めんどくさいだろうからさっさと終わらせちゃおっか!


「えっと……うん!わかった!」


___いい子だねぇ、じゃまずはお名前を聞かせてくれるかな!


「えと……まなかです!あ!とおさめの!」


___うんうん、とおさめの……まなかちゃん、だね。それじゃお次に……


「ラブカ!がいい!」


___ん?ラブカ?えーーっと、生き物はあまり詳しくないけど生きた化石とか言われるサメさんだったかな?


「そう!それで、よんで!」


___あー!そう呼んで欲しいんだね!キミ……ラブカちゃんは……そのサメさんが好きなの?


「うん!おかあさんがね、そのサメさんからおなまえつけてくれたの!」


___そっか、名前の由来か……ラブカちゃんはお母さんのこと、好き?


「だいすきだよ!だからおかあさんがねがったようになりたいの!」


___名前に込めた願い!素敵だねぇ……お母さんはなんて言ってたの?


「えーーーっと……しんかい?にいるラブカみたいに、おまえがみえなくなればいいのにっていってた!」


___…………えっ?


「えーーっっと、あとねぇあとねぇ、そうじゃないならきえてなくなっちゃえって!」


___……ラブカちゃんは……どう思ったのかな。お母さんにそう言われて。


「おかあさんがそういうなら、そうなりたいっておもったの。だから、がんばってできるようになったよ!みててね〜……」


___あっ……ラブカちゃん!?……消えちゃった?もしかしてこれがこの子の発現した“力”?


「ばぁ〜!えへへ、びっくりしたでしょ〜?……あれ?おねえさん、なんでないてるの……?ご、ごめんね!びっくりしすぎちゃったかな……?」


___ううん、ごめん、ごめんね、違うよ……大丈夫。何でもないから……。


 新期生定期面談No.561001TM「透鮫愛渦」初回logより一部抜粋






___……以上、面談で聞き取れたことから読み取れた当人の性格や言動の方向性について……っと。


「あ、先輩!まなちゃんの面談終わったんですね〜。どうですか、とってもいい子だったでしょう?あの子!」


___あら、明ちゃん!今は豊巣先生って呼ぶべきかなぁ?


「あはは、やめてくださいよ〜。で、どうでしたか」


___うん、いい子……だったよ。とっても……いいや、誰よりも。


「……先輩?」


___……ん?どうしたの?


「なんでそんなに……哀しいものを見た顔をされてるんですか。あの子……まなちゃんと面談して、何を聞いたんですか?」


___え、あぁ……はは、表情に出てたかぁ。いや、そういうのを明ちゃんはちゃんと読み取れるから先生に推薦したんだけどさ。


「誤魔化さないでください……先輩がそんな顔するの、今まで見たことないですよ。あなたがそんな顔してたら誰だって見過ごしませんよ」


___んん……そっか。……ねぇ、お昼は食べた?


「……まだですけど」


___それじゃあちょっと外にランチにでも行こうよ、久しぶりでしょ?2人きりでご飯食べるのもさ。


「……はぁ、分かりました。ただしキッチリお話ししてもらいますからね。あと、お代は先輩がもってください!」

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