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ハルショカ  作者: たむら
season2
44/59

そして約束の春(☆)

前二つは「夏時間、君と」内の「夏時間、君と」及び「ゆるり秋宵」内の「約束は、春に」「デートの日」の二人、

後二つは「如月・弥生」内の「チョコレートはあげない」及び「ゆるり秋宵」内の「見つめてたい」の二人の話です。

 綺麗な箸使いに見惚れていたら、テーブルの向こうから「箸止まってる」と指摘されてしまった。恥ずかしい。

 朝食を、二人でとっていた。こんなの初めてだ。

 子安(こやす)君と朝食を一緒に食べるのも、ホテルでお泊りするのも、昨日の夜のことも。



 何とか二人とも志望校に合格して、秋に約束した通り二人きりで小旅行をした。親に後ろめたい気持ちはあったけど、そこは口裏を合わせて一緒に旅行することにしてある滝田(たきた)さんの「お互い楽しみだね!」って言う屈託のない笑顔で、私の抱えていた罪悪感は吹っ飛んでしまった。お父さんお母さん、帰ったらお手伝いいっぱいするからそれで許してください。


 二人で来たのは頑張れば日帰りできる観光スポットで、子安君も「日帰りでもいいよ」といってくれてた。もし彼に泊まりがけの旅行を強要されたら断ってたと思う。でも、子安君はいつだって私の気持ちを優先させてくれてた。デートの最後、駅の階段の陰でキスを交わしてても、子安君の息にびくっとしてしまえば「ごめん」とすぐにやめて何にもなかったような顔をしてくれた。そういうのを我慢する辛さを女の私では想像しにくいけど、それでもとても大事にされていること位は分かる。

 たくさんたくさん大事にされて、それなのに、――それだけじゃ足りない、なんて思うようになってしまった。

 だから、誘導されたんじゃなくって、私は自分がそうしたいから「泊りがけがいいな」って云ったのに。

 本来、私のその返事を喜んでくれる立場の子安君は、そう云った時何故だかちょっと心配そうな顔つきになってしまった。

「――約束とかは、あんまり気にしないで。もう半年も前のことだし」

「どうして? ずっと楽しみにしてたよ」

「じゃあこうしよう、泊りがけで旅行には行こう、でも部屋は別で」

「そんなのやだ」

「……あのね、流れでしかたなくとか俺に嫌われたくないとか、そういうのだったら気にやまなくていいから」

「そんなんじゃないよ」

 ああもう、どうして通じないかな。

 もどかしくて、手を取った。それでもまだもどかしくて、ぎゅうと抱きついた。

 せっかくカラオケに来たっていうのに、歌声は両隣から聞こえてくるばかりで、私たちは無言で。それでも。

 ドックンドックンいってる心臓の音は、どっちの音? どっちでもいい。両方だったらもっといい。ただそれを堪能するかのように、二人とも動かずにいた。


「――分かった」

 その言葉は降伏のしるしなのに、子安君の表情はどこかすっきりとしてた。

「行こう。旅行」

「うん!」

 うれしくて、くっついたままもっとぎゅうぎゅうしたら、子安君が「痛い」と笑う。

「部屋も一緒でね!」

 私が慌てて念押ししたら、「もちろん」と云ってくれた。

 でも、旅行直前でも、旅先に着いてからでも『やっぱりゴメン』ってなったらすぐ云うことだとか、ダブルじゃなくツインにしようだとか、色々と言い聞かされて、まるで自分がとっても聞き分けのない子みたいだな、なんて思ったのを覚えてる。



 音を立てずにお味噌汁を飲んで、いっぺんにけっこうたくさん食べるのにガツガツはしてなくて。そんな食べ方はやっぱり子安君らしくって、結局朝食の間、食べながらまたボーっと見惚れてしまって、「食べにくいよ」って苦笑交じりで云われてしまった。


 朝なのにどこか薄暗い長い廊下を歩いて部屋に戻ると、そこにはまだ夜の雰囲気が濃厚に残っていた。カーテンを開けて朝の光を取り込んでも、それは薄れてくれない。半端に皺が寄ったままのシーツと折り畳んだ毛布、そして使わないままきれいなもう一つのベッドの対比は、隠しようもない。

 使った方も、なるべくきちんと見えるように整えたんだけどな……。当たり前だけどプロの人がセットしたようにはならなかった。

 ベッドと窓の間に置かれたテーブルセット。向かい合って座ってテレビをつけても女子アナの話すことはちっとも頭に入ってこなくて、二人で使ったベッドが視界に入れば、一日のはじまりには相応しくないあれこれを思い出してしまう。

 思わず目を逸らすと、同じように同じものを見て逸らしたのか、子安君と目が合った。――あ、目が、昨日の夜と同じ。

 朝だけどするのかな、多分まだ痛いと思うけど、でも。膝の前で拳を握って覚悟を決めてたら、いつもと同じ声で話しかけられた。

「昨日」

「ん?」

「ありがと。嬉しかった」

「……こちらこそ」

「ごめん、俺さっきちょっと思い出してて、白川怖がらせたよな」

「あ、ううん」

「しないから」

 きっぱりと宣言された。

「したくない訳じゃないよ、でも今日はしない」

「……うん」

 ありがと、っていうのはヘンかなと思って黙った。でも、ホッとしたけど残念のような、気持ちはいちゃいちゃしたいような、そんなのがいつまでたっても収まってはくれないから、テーブルの上で寝そべるような形で寛いでいた自分より大きな掌を爪の先でこしょこしょする。手相の線をなぞったり指の輪郭を辿って確かめたりしてたら「くすぐったい!」って私の手ごとぎゅっと握りこまれてしまった。

「そこだと遠いからこっち来て」

 一人掛けの椅子に腰かけてる子安君が足を開いて座面を示して、おねだり。普段そんなことしないくせにと思いながら、繋がれた手が誘導されるまま、結局大人しく子安君に包まれてしまった。

「……椅子壊れないかなあ」

「二人合わせてもきっとラガーマン一人分くらいだよきっと」

「分かりにくいよ」

「そうかな」

 いつもは横か正面から聞こえてくる声が、後ろから聞こえてくる。くすくす笑いはそのまま私のつむじに当たる。 

 テレビは元気におしゃべりを続けているけれど、音を絞ってあるせいか部屋の中は静かだ。波のない海でただ浮かんでるように、二人寄り添っている。


 恋人とすることをしても、別に何も変わらないと思ってた。実際、劇的には変わってない。あるとしたらそれは、間違い探しくらいのささやかなこと。でも違うね。

 触れ合うのはどきどきするばかりじゃない。あったかくて、優しい気持ちにもなる。

 それを教えてくれたのが他の誰でもなくて子安君なのが、私にはすごく嬉しい。


 こういうところに泊まるのは修学旅行以来と話していた子安君が、今思い出した話をただ口にしたようなごく普通の口調で「体、大丈夫?」と聞いてきた。

「ごめん、さっきは人がたくさんいたから聞けなくて」

 朝食を取ったレストランで聞かれても困るけど、今こうして後ろから包まれている時に聞かれるのも困る。というか、むやみに恥ずかしい。

「大丈夫です」と、丁寧語になっちゃう位。でもそれを聞いた子安君がホッとしてたから、まあいいか。

「ならよかった。でも、ちょっとでも辛かったら我慢しないで云うんだよ」

「うん」

 こくりと頷くと、頭を撫でられた。

「嘘吐いたらひどいよ」

「どうひどいの?」

 振りむいてふざけて聞くと、笑ったままの唇は間近に迫ってた唇に塞がれて、離れてもまた奪われて。

 つけっぱなしのテレビが天気予報を伝える間それは続いて、CMになる頃、やっと解放された。

「……これより、うんと」

 夜を思い起こさせる声色で、子安君が嘯く。

 そんな甘い罰なら、今すぐわざと嘘を吐きたくなる、けど。


 はじまったばかりの、私と子安君の第二章、一日目の朝は、そろそろ動き出す時間。

 さしあたってはチェックアウトまでに、今日の予定を立ててしまわないとね。


 ―――――――――――――


 一泊二日のデートをあっという間に堪能し尽くしたあとのお別れは、いつものよりも何倍もさみしかった。

 閉まる扉越し、手を振る彼女。同じように手を振り返している間に電車が動き出す。

 馴染んだリズムとカーブに揺られていると、だんだん自分の中で『デートが終わってしまった』感が、テーブルクロスの上でコップを倒してこぼれた水のように沁みてくる。

 都合のいい夢だったんじゃないかと思わなくもないけど、証拠ならたくさんあった。網棚の上のおみやげ、スマホの中に収めた写真、それと、今着ているシャツの下の秘密。

 生地越しに手でそっと触れたところには、白川(しらかわ)がなかなかつかないもんだねえ、とぼやきながらなんとかこしらえた小さな小さな痕がある。

 ――思い出すと顔が緩んでしまって困る。なるべくフラットな表情、よりもどちらかというと不機嫌に近い顔をキープしていないと、誰かと通話もしていないのに一人でニヤニヤしてるヤバい奴になってしまう。幸い、立っていたので鏡代わりになってる窓を見ていればそのつど自分の顔をチェック出来た。


 夜の電車のガラスに映る自分は背ぇばっかり大きくなって、中身はあんまり中学の時と変わってない気がする。

 俺は、あの子に相応しいかな、なんて弱気になってみたり、相応しくなかったら釣り合うように努力するまで、と思ってみたり。目まぐるしく心が動いてる間に、電車は自分の降りる駅に着いた。


 家へ帰って一息つくと嵯峨(さが)からメールが入った。向こうも同じタイミングで小旅行を終えて帰って来たらしい。

『どうだった?』

「楽しかったよ」と送る。すると速攻で『そりゃよかった。で、首尾は』とストレートを投げてきた。

「なんとか」「そっちは」と二つ短く送り返すと『同じく、かなー』と見かけによらず頼りない。おいおいどうした、と思っていると、続けざまにメッセージを受信した。

『すっげーーーー緊張した』

『女の子って大変だな』

『こっちが初めてで絶対うまくなんかいかないって分かってても、いいよって云ってくれるんだもんな』

『多分俺なんかよりずっと強い』

『でもそれに甘え過ぎないようにしないとって思う』

「――ほんとにな」

 思わず、独り言が漏れる。そして。

「嵯峨のバカ」と送信すると『え? なんか俺やっちゃった?』と、突然の俺の暴言に怒るよりもこちらを心配する言葉を返してくるけど(ほんとにお前はいい男だね)、そうじゃない。

 お前の言葉に誘発されて、昨日の夜、終わってからの寝顔や、今朝の幸せそうな顔が浮かんじゃってしょうがなかった。それで、八つ当たりしただけ。

 でも、あんまりやると『うちのけんたろ君のこと、あんまり苛めないでくれる?』と男前の滝田さんから苦情のメールがやってくるからほどほどにしないとな、と、すぐに嵯峨への謝りの電話を入れた。


 ―――――――――――――――――――――


「ただいまー」

 彼氏と泊りがけの旅行行くのに女友達と行くって嘘付いちゃったゴメン、ていう罪悪感(ちょっぴり)だとか、あーまだなんか違和感(だいぶ薄れた)、とか、とうとうやることやっちゃったっていう達成感(エベレスト級!)がごったまぜになって、帰宅第一声は声がひっくり返ってしまった。でも家はしんとしてて、あたしの不審をつっこむ家族はまだ誰も帰ってきていなかった。

 なんだ、緊張して損した。そんな風に勝手に拍子抜けしながら、お土産に買った鳩のかたちの焼き菓子を食卓に置く。


 洗濯物を出して、家着に着替えて、大好きなアップルティーをごくごくと飲んでから改めて部屋に籠ってベッドに転がった。――ふ、うふふふふふふふ。

 やっばい、顔がニヤニヤするの、とめらんないよ。


 けんたろ君、かわいかったあ。

 仮にも『初』を交わした相手にそう思うなんて可笑しいかな? あの人デッカイし、いかつい顔してるしねえ。でも。


 通されたお部屋は、けんたろくんが立ってるとまるで三畳くらいしかない超コンパクトなとこに見えるくらい、ベッドやテーブルセットできっちきちだった。

 部屋の殆どを占めるベッドを見て、あたしを見て、困ってたのはあたしじゃなくけんたろくんだった。

 そんなかわいい彼氏を見てたら、何だかこっちが余裕になってしまった。顔見るまではおんなじくらい、内心では困ってたくせに。

『おいで』ってベッドに座って、自分より大きい手を引いた。



 旅行して改めて分かったこと。子安君が口癖のように云ってる通り、けんたろ君はとってもいい男だってこと。

 預かってた電車のチケットや、ペットボトルを「はい」って渡せばきちんと「ありがとう」って云う。あの人はいつだって絶対にそう。あたしだけにじゃなく、誰にも親切で、丁寧。

 なんだけど、やっぱり、恋人(あたし)をとくべつ扱いしてくれてる感じはするかな。


 背高いし、学校では男役的ポジションだったから、あたしはわりと何でもできるよ。

 それでも、けんたろ君は網棚に上げた荷物を下ろしてくれたり、階段があれば上りでも下りでも下の段を歩いて万が一に備えてくれたり。そんなのを当たり前にしてくれちゃうんだから、二人でいる時あたしは女の子にならざるを得ない、のが嬉しい。


 彼のいかつい顔は、あたし以外の女避けになってて大変よろしい。でもこの先、新しく出会う人に彼の良さってどんどん見いだされちゃわないかな?

 それは喜ばしいことなんだけど、あたしの! って書いてある、強力に剥がれないステッカーをベタベタ貼れたらいいのにって思う。まあ、自分はかっこつけだから、実際にそう出来たとしてもやらないで、平気な振りしつつこんな風に思うだけなんだろうけど。


 もしかしたら、大学でモテちゃうかもしれないけんたろ君は、今はあたしだけのもの。

 それでもって、これからもあたしのもの。

 メッセージを送る。一度うんと近付くことを知ってしまったからだは、離れてるのがすごくさびしい。


『普通のデートも楽しみだけど、次が待ち遠しいね!』

『次』ってなに? なんて聞かないで。これが精いっぱいのお誘いだから。


 ―――――――――――――――――――――



『今度はいつこんな機会を』なんて、いくら心で切望してたとしても、そんな体目当てみたいなのは聞けっこない。

 子安とメールをやり取りして(その後電話でも少し話して)、着替えもしないままベッドに身を投げた。目を瞑ると、鮮明に思い出す。


 おいで、と誘う声、手。

 ボーイッシュだけど、柔らかい肌。すべすべしていてきれいで、気が付けば唇と手でたくさん辿った。

 なるべく痛くないように、と思ってはいたものの、初心者なので何もかもいっぱいいっぱいで、果たしてそう出来てたかは正直よく分からない。


 終ると、照れくさくて二人で笑った。

 ペットボトルの水を回し飲みした。

 パジャマになって、持参したゲームで対決して負けたり勝ったりした。

 いつもはデート終わりに必ず口にする『じゃあまた』を云わないで、その代わりに『おやすみ』を交わして一緒に眠った。


 朝起きると、麻実(まみ)は俺の腕の中で大人しくしていた。かわいい。にやけながら「おはよ」って声掛ける。

「おはよ……」

「どうした? もしかして、昨日ので熱出ちゃった?」

 心配して聞くと、「それは大丈夫だけど」とこちらを見上げる。

「?」

「あの、さ。けんたろ君って、朝弱い方?」

「あ、うん。なかなかちゃんと起きない。もう起きたけど」

 そう答えると、「やっぱりそうかー……」と、ごろんと寝返りを打って、向こうを向いてしまった。覗き込むと、顔を両手で隠していた。そのまま「さっき、一〇分位前なんだけどさー」と話す声が、少しだけ籠っている。

「うん」

「私が目を醒ましたらけんたろ君がこっち見ててね」

「うん」

「じ――――っと見てくるなあって思ったら、眉間にしわ寄せて『くっそかわいい……』って呟いて」

「う、うん」

「ガバッ! て私のことハグしたまま、すうすう寝ちゃった」

「!」

「嬉しい」

「!!」

 キモいこと云ったとか迷惑かけたとか初お泊りの朝で大失態とか思ってたのに、何故だか喜ばれてしまった。


 照れて向こうを向いたままのつむじに口付ける。何度目かでようやく振り向いてくれた。

 と思ったら、今度は麻実が俺の上によじ登って、顔のあちこちにキスをした。足はわざとだろう、毛布で隠しているところに触れてくる。

「……そんなことされたら我慢できなくなるから」とどかそうとしても、「なんで我慢するの?」と逆に聞かれてしまう。


 大事にしたい。痛くさせたくない。


 二人で気持ちよくなりたい。今すぐにしたい。


 真反対の二つの気持ちがせめぎ合う男の心なんて、彼女は知らんふりで笑って、今度は毛布の下に手を入れてきた。

「っ、だめ」

「なんで」

「まだ痛いんだろ」

「だとしても、次まで時間あいちゃったら怖くなりそうだもん」

 だから今、と再び唇を寄せてきた彼女に、流されてしまいそうになる。


 結局、いいタイミングで健やかな俺の腹が盛大に『何よりもまずメシを食わせろ』と主張したので、そんな雰囲気は見事に霧散してくれた。ぐうぐう鳴り続ける腹を麻実に笑われながら朝ごはんを食べに行った恥ずかしさと云ったら。

 戻って来たらまた言い出すんじゃないかとか押し倒されちゃうんじゃないかとか心配もしたけど「歩いたらまだちょっと痛いや」と苦笑した彼女は、さすがにもう強硬手段に訴えようとはしなかった。

 ホッとして、少しだけ残念にも思った。



 メッセージが来た音で、幸せな回想に浸りつつうとうとしていたのが少しだけ冴える。起きたついでに風呂も入っとかないとと思いながらチェックすると。

『普通のデートも楽しみだけど、次が待ち遠しいね!』

 自分は怖気付いてしまって送れなかったその一言を、君はダイレクトに届けてくれる。

 次。次ね、いつにしようか。

 明日なんて云ったらドン引かれるし云わないけど、いつだったらいいよって云ってもらえるだろうか。――まあ、うちの麻実さんの場合、あんまり遅いとそれはそれで文句を云いそうだな。

 なんて、勝手な想像をして、笑う。


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