表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/214

早乙女工房の本拠をユマキ商会から貰っちゃったっす。

早乙女工房の場所は中央行政区の中でも北側にあって住宅街に程近い場所にある。

ここの敷地の駐車場でおにぎり販売をしようというマツオの考えが盛り込まれてる場所なんだろうか?


中央行政区域よりもさらに北側には幾つものブロックでわけられた住宅街がシーパラの外壁にまで広がっている。この北側の区域にはアパートやマンションのような集合住宅も数多くあるので、この区域に住んでいる住民数が1番多い。

この区域に鉄道のシーパラ駅と北の食料品市場が入っている。

ここの早乙女工房駐車場は出勤前の人が狙いという事が分かる。

でも違った見方をすれば・・・ここで駐車場貸し出し契約をすれば何も工房で生産しなくても安定的な収入が得ることは出来るな。


ここまで案内してくれたジュンローは防犯の為にビルにかけられていた封印をまずは解除。

ビルの内部に入って受付のカウンターで、早乙女工房とユマキ商会のビルの譲渡契約書にサイン。

俺の早乙女式馬車の契約金の代わりに俺と土地と建物の譲渡契約が成立したら・・・『後はご自由にどうぞ』という言葉を残して最高評議会に戻っていった。


譲渡された早乙女工房の本拠となった土地の敷地面積は早乙女商会シーパラ支部よりは若干狭いがゴーレム馬車駐車場は6台が駐車可能なスペースがあるだけで、それ以外は全部ビルの敷地なので建物の敷地面積だけなら早乙女邸の隣にある早乙女商会倉庫の1/3ぐらいの大きさがある。

7階建てのビルで庭は全くない。

ビル内部はどこかの商会の本部となにかの研究室になっていたような構造になってる。

1階は大きな入り口と受付と転送部屋が2つ。

それ以外はビル内部のゴーレム馬車駐車場になってて1階の内部は4台ほどが駐車できるようになってるし、地下にある工房に大きな方の転送部屋からゴーレム馬車ごと出入り出来るように作られている。

1階は屋根までの高さが4mあり変則的な構造となっている。

設計図では高さは見てなかったので実物を見てビックリしてる。


建物の中に入って分かるのは500年以上前に建築されたの建物で魔法にって作られたものだとハッキリわかる。

るびのによって滅ぼされたウェルヅ帝国は魔法文明の発達した国で、今のように建築スキル魔法が廃れている時代と違って高度な魔法文明と発達した建築スキル魔法で建築物も道路も・・・シーパラの都市そのものがたくさんの魔導師によって作られたのだろう。

この早乙女工房ビルは比較的年代が近くて600年ほど前の建築物と契約書には記入してあった。

商業ギルドのツインタワービルと同じぐらいの建築物だろうな。

工房の建物の中は魔法陣による転送部屋で全フロアーが繋がっていて転送系のダンジョンのような構造で、この建物の中には階段が存在しない。

転送部屋に金属プレートで作られた地図が壁に取り付けてあり、自分が行きたいフロアーの場所を念じるだけで移動が出来る。

まさしくアゼットダンジョンの転送部屋と全く同じ構造で、同じ時代に建築された商業ギルドシーパラ本部や最高評議会と同じ構造だな。

防犯を考えると安全性は相当な高さだ。

俺の封印結界と複合すれば許可されていない人間は違うフロアーに移動する事が出来なくなってしまう。


まずは転送部屋から地下室に移動してみる。

高さが7mぐらいあって・・・何もないな。机もイスも何もないのだ。柱も1本もないという異常な空間だな。

これはかなり高度な建築スキル魔法で建築してある・・・建築スキルだけでなく重力軽減魔法で建物の重さをコントロールできてないと不可能な構造になってる。

そういえば1階の内部駐車場も柱が1本もなかったな。俺が感じた違和感はそこだったんだろう。


それから各フロアーを回っていく。


2~5階までは会社の事務所のような一見は普通の空間なんだけど、ここにも柱がないので俺からすれば違和感ありまくり。

部屋を区切るためのパーテーションもないからガラーンって効果音が聞こえそうな空間が4フロアーも続いてるな。

6階は社員食堂のような構造になってて初めてこの建築物の中で転送部屋以外で区切られてるところがあった。食堂は大きくて広いキッチンと4人がけのテーブルとイスのセットが15セットぐらいは置くことができそうな広さになってるが、もちろん今はテーブルもイスもなくて広い空間お向こうに仕切られたキッチンのスペースがあるだけだ。

最上階はオーナー用の居住空間。

間取りは1部屋ずつが広めにスペースをとってあって4LDK。


・・・これは参ったな。

建物的には何の問題もなく、これから1000年以上は壊れることはないだろうが・・・問題は中身だ。

広すぎて使い道が全くない。

ここにゴーレムが作るゴーレム工場でも作れっていうのかな? スペースがあるので一緒におにぎり工場も可能だ。

それでも余る広い空間に思わず笑ってしまいそうになるよ。

面倒くせぇ・・・マツオとジュンローは俺にここで何を作れというのだろうか。

とはいえ作ってくれと頼まれても作りたくない。


武器でも防具でも何でも作ることは出来るけど、俺の場合は『神の創り手』のスキルの恩恵が入ってくるので『神器』になってしまう可能性が少しある。

クラリーナに作ってあげた杖とアイリに作ってあげた大剣はすでに伝説級レジェンドクラスの武器になってる。


短時間でササッと作った割には武器の能力は伝説級レジェンドクラスとなってしまってるのは、俺の考えでは『妻への愛情』が入っているということにしてある。

神器製造のスキルを持ってるのでいつでも作れるんだけど・・・本音では身内の為以外には作りたくないんだよな。

市場になんか売り出したくない。

イーデスハリスの世界のバランスを崩してしまいそうだし、ゴッデスやアマテラスに止められそうだな。

武器や防具にはたくさんの職人がいて切磋琢磨して作り上げている中で・・・チートの俺が貰った技術と経験で神器の武器と防具を作って販売しだすと今まで成り立っていたバランスが壊れてしまう事になるだろう。


イーデスハリスの世界で今現在神器を作り出せることが出来る職人は俺以外にアマテラス達の神々しか作り出せないので、俺以外には存在しないと言っていい。

それに現在この世界に現存している神器は非常に数が少ない。

転生者が俺が消滅させた4人の神から貰ってこの世界に持ち込んだ武器や防具、転生者が貰ったチートで作り上げたアイテムなどで世界のバランスが崩れそうなモノは、俺がイーデスハリスの世界に転生してくる10年の間にゴッデスとアマテラスが『神罰』の名の元に破壊していると聞いているので残っているのは極僅かだ。

神器は古代から続く王家などに全て保管されているのだが、すでにレプリカ品に変わっているとアマテラスに聞いた。


神器の下のクラスに当たる伝説級ですら、このシーパラ連合国には数えるほどしか存在しない。

今では俺が持ってる『天乃村正』『雪切正宗』『白扇子』『アマテラスの目覚まし時計』ぐらいがシーパラ連合国にある神器で、俺の家族以外が所有する伝説級のアイテムは数えるほどしかない。

ウェルヅ帝国時代は数多く神器・伝説級の武器・防具・アイテムなどは数多く存在していたのだが、500年前にるびのの攻撃で失われてしまっている。

地中に埋もれていたりして歴史の中から失われた神器はアマテラス達によって回収済みと聞いている。


伝説級の武器でシーパラ連合国で1番有名なものは冒険者ギルドが所有していた伝説級の武器『巌落いわおとし』という名前の長弓であろう。

冒険者ギルドSSクラスの昇進記念&ギルドマスター就任記念でギルドから青木勘十郎に贈られている。

ギルドマスターに就任するのを固辞していた青木を冒険者ギルドが組織ぐるみでSSクラス昇給記念の武器贈呈式典内で、一緒に冒険者ギルド本部のギルドマスター就任式典まで同時にブッ込んで強引にギルマスに就任させた事があって武器ごと有名になった。


巌落は魔力の弦によって魔法の矢が放たれる。

普通の矢は弦がないので放つことは出来ない・・・俺の作った物理的攻撃力のみに特化した弓とは武器の攻撃特性などの方向性が真逆で魔法の矢だけを飛ばす。

この巌落が放つ魔法の矢には使用者の魔法適正は必要ない。

魔法適性が高くて高い魔力を持つ者でも魔法の矢の威力が若干底上げされる程度でしかない。

全種類の魔法の矢を飛ばす事ができるのだが・・・1番威力が高いのが『土魔法』で、巌落という名前の所以になっている。

巌縛いわしばり』『巌貫いわぬき

などと土魔法で敵を縛り付けたり貫いたりする。

障害物を避けるように曲げて撃ち出す事ができるので『イメージで撃つ事が必要な武器』だと青木さんから直接聞いた面白そうな武器だった。


巌落以外にも伝説級の武器・防具・アイテムがシーパラ連合国にはいくつかあるみたいなんだけど俺は聞いてないので知らない。

俺が作って早乙女一家内だけが潤ってる。

他国は全く知らないけど個人が持つ伝説級は代々受け継がれている武器・防具・アイテムはある程度は存在している。シーパラ連合国とは違って戦争や争いの中で消えていったものも数多くある。


それ以上に伝説級の武器。防具・アイテムには類似する『劣化コピー品』がイーデスハリスの世界中に数え切れないほど存在している。

王家に伝わる由緒正しき伝説級の防具がコピー品ということもある。

由緒が正し過ぎて盗まれていることに気づけてないし、門外不出と恐れ多くて鑑定すらされない事を狙っての犯行だったりする。


俺の貰った記憶と経験の中にも自分で作り出したアイテムを泥棒のように貴族の館に侵入して取り返したり、4人の神に与えられた神器を政治的に取り上げられてしまった王家から取り戻すのにレジスタンス活動を行い、革命時のゴタゴタの中で劣悪コピー品と取り替えたりした冒険譚が鮮明に俺の脳内の記憶と経験で存在してる。


伝説級や神器の武器・防具・アイテムはどちらも優れたモノでクラス分けの基準は『壊れにくさ』であって、モノの生み出す威力にはクラスが違っていても大して違いは存在しない。

神器の特徴が『神にしか破壊できない』だし、伝説級は『英雄や魔王は破壊できる』だからな。

おやっさんやおかみさんのような優れた職人がアイリの”ためだけ”に作った防具『オーガナイト鋼のフルプレートアーマー』など、いわゆる『カスタム品』などはクラス分けすると『特級品』となる。

俺やミーが装備している『サイラスの甲殻鎧』や、おかみさんがクラリーナのためだけに作った『シルバードコート』の3つの防具もカスタム品で『特級品』となってるが、俺が初めて購入した『サソリオオクモの甲殻鎧』はその下の『一級品』になってる。

一級品の下には『標準品』となっていて、更に下には『劣悪品』がある。


クラス分けの順位は上から順に・・・

『神器』→『伝説級』→『特級品』→『一級品』→『標準品』→『劣悪品』

が武器・防具・アイテムの『壊れにくさ』でのクラス分け。


それと伝説級以上のモノは使用する人間や特定の種族によっては『忌まわしきモノ』として特殊な結界をもちいて封印されてしまうような例もある。

自分達が転生者を好き勝手に利用して利益をもたらしている時は『聖剣』と呼び、自分達で転生者を追い込んで魔王に変化させてしまっているのを隠し『魔剣』などと呼んで責任転嫁している例がほとんどなんだが・・・。

『エルフに災いを呼ぶ魔槍』やら、特定の種族に『災いを呼ぶ』なんてモノは全部が責任転嫁されたモノばかりが現存してるみたいだな。


俺が工房で何かを生み出そうとすると災いを招く代物しか生み出すことが出来なくなりそうで怖い。

今日のところは職人ゴーレムは保留にしておこう。


今は早乙女工房の拠点防御用のユーロンドを1セット5体16号~20号が必要だから作っておかないとな。早乙女工房の内装は何かを作るような事態が来るまでこのままでいいな。

一緒に早乙女工房専属メイドゴーレムを作って掃除などの建物の維持をさせるようにしないとな。


素材を取り出すまでもなくアイテムボックス内で製造していく。メイドゴーレムは2体製作。

クマ型で『水色』にして『そら』と紺色にして『紺』と名付けた。

忍も5体作ってさっそく防衛任務につかせる。忍は登録しなくていいからな。

でもユーロンド達やメイドゴーレムは職人ギルドに登録して早乙女工房の職員となってもらわないといけないんだけど・・・昨日の今日でまた職人ギルドに行くんかよ・・・


悩んでいても解決しないしと、なかばヤケクソ気味になって職人ギルドに登録に行くことにした。

早乙女工房の建物の外に出て封印をかけてからホップボードに乗って職人ギルドに。


職人ギルドの中に入って会議室を借りて7体のゴーレムの登録をする。

職人ギルドはギルド本部のギルドマスターが昨日、騒乱を起こして逮捕されているのでギルド本部は大騒ぎになっていると思っていたがそれほどの混乱はないようなので、ゴーレム登録をしてくれた職員に世間話のように色々と問いかける。

俺が騒ぎを起こした張本人ではあるけど、自分たちではどうにも出来なかった汚れて膿んでいるゴミの排出をした人間と知ってる職人ギルドの職員は正直に教えてくれた。


もともと職人ギルドの『特許』の部分が全く信用ないだけで、職人ギルドには『特許』以外にも『職人の斡旋』や『職人の独立』など様々な業務がある。

特許で優遇されるのは昇竜商会や大企業となる商会だけだったので捜査はそちら限定で行われているらしくて、『職人は被害者』という風潮がすでに広がっていると教えてくれた。

それに職人はこういう騒乱に加わりたくないと混乱を避ける傾向があるとも教えてくれる。

『そんなふうに”我関せず”という職人に共通するクレバーさが問題を排除することができなかったと言えるんだけどな』

と、俺が言った言葉に頷く職員さん。

気性の激しい職人はすでに職人ギルドから一定以上の距離を置いてるんだと。ヨークルのおやっさんやおかみさんも関わらないようにって言うよりも、ウンザリして完全に無視って感じだったしな。


後日の様子はヨークルの冒険者ギルドのギルマス騒乱の時と全く違うな。

職人と冒険者の問題に対する考え方の違いがこういう騒乱後に浮き彫りになってる。

ゴーレムの登録はスムーズに済んだのでどちらがいいとは一概には言えないが。

登録が終わって会議室から出てきたら何人かの職員・幹部職員が会議室の外で待っていて、全員から謝罪と御礼を言われたのだが・・・

「次からは自分たちだけで解決してくれ」

という言葉を残して俺は職人ギルドを立ち去る。


外でホップボードに乗って早乙女工房に戻りユーロンド5体を防衛任務につかせてメイドゴーレムの空と紺には早乙女工房の掃除を命令。

俺は7階の最上階に行って居住スペースに人が住めるようにソファーやベッドなど作っていく。

途中でアイリから念輪が入る。


「アイリです。しん君って今どこのいるの?」

「俺は今はユマキ商会から貰った早乙女工房にいるよ。アイリたちはどこにいる?」

「私たちはきたの食料品市場で買い物が終わって今はハウスボートの転送ゲートを使って早乙女邸に帰ってきたところだわ。しん君は今夜の晩ご飯はどうする?」

「何も考えてなかったな・・・みんなはどうしたい?」

「今夜は私たちで海鮮のパエリアを作ろうと思ってるんだけど・・・しん君にも食べさせたあげたいから今から作って待ってるわね」

「おぉ了解。じゃあ、今は17時半ちょい過ぎで18時にるびのと待ち合わせをした時間になるから、あと30分したら家に帰るよ」

「30分だとパエリアは無理だから1時間後の18時半ぐらいから晩ご飯の予定でいて」

「わかった。それじゃあ楽しみにしてるよ」


念輪の回線を切って早乙女工房最上階の居住スペースの仕上げをする。

内装は早乙女邸と似たような雰囲気で仕上がってるので時間が掛からなくていい。

リビングに設置したソファーもダイニング用のイスも全部がカスタムメイドなのでサイズはそれぞれの専用品になってる。

部屋は4つあったので1番広い部屋は主寝室・1つは客用として使用・1番狭い部屋は転移ルームにする。最後の1つは、るびのが使えるように作った。

大きくなることは未だに無理だが小さくなることは出来るので、今ぐらいの大きさのるびのが過ごせるサイズなら出来そうだったので、あまり深く考えずに作った。


今すぐにでも住むことが出来る状態にまで内装が完了したのが18時でるびのを迎えに行く時間になったから玄関でスニーカーを履いて待ち合わせ場所に転移魔法で移動。

「るびの、お待たせ」

「とうちゃん、オレもセバスにーさんも今到着したところだよ」

「じゃあ、今からるびのの部屋に移動しよう」

るびのとセバスチャンを連れてるびのの部屋に転移した。

るびのはセバスチャンと一緒にお風呂に行った。俺は玄関から早乙女邸に帰宅してリビングのソファーで寛ぐ。


嫁達がマリアと共同でパエリアをつくっているので出来上がるまでの時間を、俺はクロにハーブティーを入れてもらってウトウトとしてる。

「しん様、起きてください。お食事が出来ましたよ」

「・・・あぁ、ついウトウトしてたな・・・うん、いい匂いだ・・・いただこうかな」

ダイニングに移動して俺も食事を始める。

「しかし、今日は何でパエリアにしたんだ?」

「しんちゃん、それがねぇ・・・深い意味はないんだけど、午前中に北の食料品市場でムール貝を見ているときに偶然、パエリア専用フライパンを友達に貰って今も持っているって事を思い出したの」

「確かにパエリア専用フライパンだな。みんな、味も美味しいよ! ありがとう」

「どういたしまして。調味料を探すのにちょっと時間がかかって午後の予定を変更したけどね」

「そうですよねアイリさん。サフランが中々なくて時間が掛かっちゃいましたね」


「サフラン? マリアが持ってるのに・・・聞かなかったの?」

「午後の予定を変更して昼食で北の食料品市場の近くで海鮮丼で有名なところで食事して、アイリとクラリーナとみんなで相談してる時に始めてマリアに聞いたのよ」

「それはそれは大変だったな」

「疲れちゃったので午後は喫茶店を回ってのんびりすることにしたの」

俺達が食事をしながらの会話中にセバスチャンと、るびのがダイニングにやってきて一緒に晩ご飯を食べ始めた。

るびのは晩ご飯で骨付きオーク肉をセバスチャンに焼いてもらってバリバリ食ってる。


「今日でやっと一連のゴタゴタから解放されたよ。明日からはみんなと一緒に自由に動くことが出来るだろう。それで明日はどうする? みんなでシーパラの北にあるダンジョン『ブランディックス』にでも行ってみる?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ