わかってたはずなのに
掲載日:2026/04/21
あの日からずっと貴方のことばかり考えてしまいます。
貴方の好きなもの。
貴方の好きな色。
貴方の好きな場所。
貴方の好きな…人。
どれも知ってるはずなのに、あの日の貴方の気持ちだけがどうしてもわからないのです。
貴方が離れた理由。
貴方が私をどんなふうに思っていたか。
貴方が私との未来に何を望んでいたか。
何一つわからないままです。
紙切れ一枚で終わってしまう、この関係性の脆さ。
その事実だけが、強く残りました。
もっと話せばよかったのか?
もっとそばにいればよかったのか?
今になって、そんなことばかり考えています。
だけど「わからない」と言ってしまうには、貴方と私は長すぎる年月を送ってきました。
どうか私と過ごした日々を、貴方の心のほんの一部に刻み込まれますように。
私は…いつか、貴方と過ごした日々が想い出と呼べる日まで、生きていきます。
きっと、貴方がこの手紙を読むことはないのでしょうね…。




