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第6話 エロゲーとの出会い⑥

それから2時間程、『ノベルゲーム部』を蓮と熱く語っていた。あらかた語り尽くしたところでお腹が空いてきたから、昼食にすると言い電話を切った。


俺は台所に行き、棚からカップラーメンを取り出した。自炊をするつもりは一切無い。ここ数日はエロゲーをやり込んでいて、料理するのが面倒臭い状態だった。だからカップラーメン等の簡単に食べれる物を買い込んでいた。


電気ケトルで水を沸かしカップラーメンに注いだ。3分程待って出来上がり。とても簡単だ。こんな楽な物があって、これに手を出さない奴は大バカだな。


健康面を考えると心配と思うかも知れないが、俺はまだ若い。そんな事を考えるのは歳を取ってからで問題無い。生にしがみついてまで長生きしようとも思わないしな。人生は太く短くだ!


俺はカップラーメンを持ってリビングのソファまで移動し、腰を下ろした。


それからボーッとスマホを触っていると、タイマーが鳴った。予めカップラーメンの為にスマホで設定していたものだ。もう出来たか。


早速出来上がったばかりのカップラーメンの麺を啜った。まぁまぁ美味しい。手軽に作れてまぁまぁレベル。俺には十分だ。


食べながらスマホを触ってると、LINEの通知が来た。見てみると、学部の友達である山田晴彦(やまだはるひこ)だ。前大学をサボる連絡をしていた奴の事だ。


『お前今週サボりすぎ、来週はちゃんと来い』と連絡が来た。一応単位とかの心配をしてくれてるのか?エロゲーをやりたかったから休んだとは言えないな。


『心配してくれてるのか?』そう送ると。『単位のな』と返信が来た。心配してくれてるらしい。友達思いの良い奴だな晴彦さん。


『来週からはちゃんと行く』と送っておいた。流石にこれ以上サボったら単位にも影響するからな。


――翌日――


今日は週始めの月曜日。1限から授業がある為、今電車に乗って通学している。昨日晴彦からも言われた通り、これ以上サボると単位も危うくなってくる。今日からは特別な理由も無く休むことは出来ない。


ちなみに俺の最寄り駅から大学付近の駅までは4駅あって、大体10分程で着く。大学の皆より比較的近い方だろう。


今丁度、次に大学付近の駅に止まるとアナウンスで知らされたところだ。


そこから2分程で駅に到着した。大学まではここから徒歩10分くらいだ。バスで行ってもいいが節約の為、遅刻しそうな日以外は基本歩いている。


今は8時半で遅刻する心配は無いな。のんびり歩くか。




今回はいつもより大分短くてすみません!

今回のお話は物語の繋ぎにしたくて、キリが良かったので短めで終わらせました!

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