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私はたまらずあなたに、、、。

作者: 七瀬
掲載日:2023/11/21








私はたまらずあなたに、、、。


あの時、あなたに素直に私の想っている事を伝えていたら?

きっと私とあなたは上手く言っていたのだと思う。

何故、私はあなたに“あの言葉を言えなかったのだろう?”




『ずっと俺は君の事が気になってたんだよ、君は知ってた?』

『えぇ!?』

『やっぱり君は気づいていなかったんだよな。』

『・・・・・・』

『“俺さ、親が決めた女性ひとと結婚するんだ!”』

『えぇ!?』

『来週、お見合いなんだよ。』

『・・・そ、そう、』

『最後に君と話せて良かったよ、じゃあね!』

『・・・ううん、』





・・・知ってた、“私があなたの事をあなたが私の事を好きになってくれる

ずっと前から好きだった事。”

もう彼とは会えない!

彼と知り合って少し経った頃、彼の母親が直接私に会いに来たの。

彼には内緒にと、彼の母親に最初にそう言われると? 

彼の母親は私にこう言ったわ!




『あの子と付き合ってもいいけど? “結婚”は無理よ!

あの子にはワタシが選んだ女性ひとと結婚してもらう事に既に

決まってるのよ、アナタじゃあの子とは不釣り合いなのよ。』

『・・・・・・』

『もし? 結婚するような事があれば、ワタシはアナタを絶対に許さない!』

『でもお母さん! 私は彼を心から、』

『“お黙り! ワタシの言う事が聞けないの?”』

『・・・そ、そんな、』

『アナタを二度と息子に会わせないようにする事もワタシにはできるのよ!』

『・・・わ、分かりました、』

『“あの子に決めた女性ひととお見合いするまでの間は、息子と

好きなようにすればいいわ! でも絶対にあの子のお見合いを邪魔したり

したら、ワタシが許さないわよ!”』

『・・・・・・』

『アナタが聞き分けがいい人で良かったわ、“これは手切れ金よ!”』

『お金なんか要りません! 私は彼の為に別れますから、』

『あら? そう! じゃあ、その時はお願いね!』

『・・・あぁ、はい、』






・・・私はこうして、黙って彼から去る事を決めたの。

でも、こうするしか私にはできなかった。

例え、彼と結婚しても“彼のお母さんと縁が切れる訳じゃない!”

それに彼も彼の母親の事は、誰よりも一番大事に考えている事も知っていた。

私さえ我慢すれば、彼を諦め彼の元から去れば終わると私は想っていたの。




でも? 本当は違ったんだと今は思う!

彼が突然私の前に現れたからだ!




『・・・ど、どうして?』

『“何もかも、母さんから聞いたよ。もう何も心配しなくていいんだ!”』

『將彦さん!』

『“母親とは縁を切ってきた!”』

『えぇ!?』

『もう我慢しなくてもいいんだ! 俺ともう一度、やり直してくれないか?』

『・・・ううん。』







彼はお見合いの日、直接! 彼の両親や彼女、彼女の両親の前で私の事を

話てくれたらしい。

彼ははっきりとお見合い相手の女性ひとに付き合えないと言って、

彼は私に会い来たのだと......。

彼は父親と母親の前でもこう言ったらしいの。

“これからは家族の縁を切る! 彼女と一緒になれないなら? もうそうする

しかないと俺は覚悟を決めたんだ!”





・・・まさか!? 彼がそこまでしてくれるとは思ってもみなかったけど、

それと同時に私は嬉しさも込み上げてきたの!

彼に抱きつき、彼の胸の中で泣いたわ。

彼もようやく私の気持ちが知れたと胸をホッとなでおろしたに違いないと思う。




“これで、私はようやく彼と一緒になれた!”

どんな事があってもやっぱり愛する男性ひとじゃないと幸せにはなれない

んだと私は想うの!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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