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西音寺尊(さいおんじたける)とみことの謎の物語 ~陳情書~

作者: さやそばらすか

西音寺尊さいおんじたけるとみことの謎の物語』なるものを投稿いたします。

探偵事務所を営んでいる『西音寺さいおんじ たける』が珍しく、その隣で弁護士事務所を営んでいるみことの事務所にやってきた。


みこと「!?」


突然の来客に驚くみこと。眼鏡をかけた事務の女性も驚いた表情で玄関を見ている。


みこと「…何よ…。」


来たのが西音寺だと気付いたみことは肩を落とした。


西音寺尊は、手には一つの封筒を持っていた。


西音寺は何も言わず、その封筒をみことに渡した。


みことがその封筒を見ると『陳情書』とだけ書かれていた。


尊「これが事務所の入り口に置かれていた。爆弾かと思った。」


みことが、その封筒の中身を見ると、


『お許しください!』


とだけ書かれていた。


みこと「…何これ…。」


そして、何か入っていると気付いたみことは、中を見た。


すると、『西音寺尊』に届いたものとよく似ている球形の石だった。


みこと「これって、あれ?」


尊「タブンな…。」


それは、『天眼石』と思われる石だった。


尊「重さとかは大体一緒だった。」


みこと「これ、どうすんのよ。」


尊「お前にやる。意味が分からん。」


みこと「…爆弾じゃ…ないのよね?」


尊「…タブンな…。」


みこと「…まぁ…もらっておくわ。」


尊「…おう。」


そういうと、西音寺尊は、探偵事務所へと帰っていった。


戸も閉めずに帰っていった西音寺尊が出ていった玄関の方を、みことは何も言わずただただ見ていた。


みことが玄関の戸を閉め、封筒を破ると、内側にこう書かれていた。


『降りかかる災難をお許しください。我々の方で何とかして見せます。』


みこと「…大丈夫なんでしょうね…これ…。」


そう言って、みことは『天眼石』に見える石を、自分の机の引き出しに入れた。

引き続き、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。


さやそばらすか。

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