閑話2 マテウス・ビチックの玩具
本話は大変不愉快な内容が含まれています。
常識的な倫理観をお持ちの方には読まないことを推奨いたします。
読まなくても本編を読み進める上で問題はありません。
よろしくお願いいたします。
俺はマテウス・ビチック。フルショア公国で宰相を務めている。
我がビチック家は代々フルショア公国の宰相を務めている家で、フルショア公国で最大の領主貴族でもある。
フルショア公国の大公はつまらない男だ。
大公とは名ばかりのつつましやかな生活をしている。
奴には人の上に立つ人間の器量がない。
俺がいなければ何もできない無能の屑だ。
大公家に生まれていなければ、きっとそのあたりで農夫でもしていただろう。
俺がこの国の政治を取り仕切っているから、奴は何もしないでも暮らしていけている。
奴を見るとイライラが溜まる。
俺はそのイライラをお気に入りの玩具で晴らしている。
俺の玩具とは、家政婦のハリナとその娘のハンナだ。
ハリナは俺の家に奉公に上がった日に、すぐにお手付きにしたくらいの美貌の女だった。
俺はハリナをおおよそ考えつくあらゆる体位で犯した。
犯している状況を多くの人間に見せつけたりもした。
その筋の道具屋に性具を特注してみた。
俺好みの性奴隷に調教するために、様々なことを試したのだ。
ハリナには魔法の避妊薬を飲ましていたのだが、一回目でいきなり妊娠してしまっていたのだろう。
だんだんと腹が膨れてきてしまった。
俺はハリナの腹が膨れてきても、出産の直前までいつものように相手をさせてやった。
妊婦とするのは月々で趣が変わってなかなか楽しかった。
子供など別に死産になってもかまわなかったのだが、ハンナの奴は無事に生まれてきてしまった。
きっと俺に似て執念深いのだろう。
ハンナが生まれてからは、ハンナの目の前で何度も何度も犯してやった。
ハリナはあらゆる責め苦を甘んじて受け入れるのでつまらなくなってきていたが、ハンナの前で犯されるのだけは嫌がった。
俺は女の嫌がることをするのが大好きなのだ。
ハンナが6歳になった頃から、ハンナの小さい口に俺のものを咥えさせたり、ハリナの真似を色々とハンナにも教え込んだ。
10歳になってハンナに初潮が来て、ハリナの目の前でハンナを初めて犯した時には、ハリナが半狂乱になって許しを乞うてきたのは楽しかった。
それ以降はハリナと一緒にハンナを犯すのが俺のお気に入りになった。
俺の息子たちも、俺と趣味を同じくしているようだ。
長男のダミアンは俺のいないときにハンナに俺のコレクションの性具を使って遊んでいた。
次男のサミュエルの初めての女はハンナだったようだ。
ダミアンが嫌がるハンナに無理やりサミュエルの相手をさせたみたいだ。
ハンナが15歳になるころには、ハリナもハンナも我が家の男たちの共有の玩具という感じになっていた。
家族が仲良く暮らしていけるのはとても良いことだ。
今日もまたハンナを玩具にして楽しもうと思ったとき、俺の一物にするどい痛みを感じた。ハンナが蛇を隠し持っていたのだ。
俺はハンナを殴り飛ばそうと腕を振り上げたが、その手を振り下ろすことができなかった。
俺は白目をむいて倒れこんでしまった。
まさかハンナのやつがあんなものを隠しているとは。
ハリナ同様、俺に逆らうことなどできない奴だと思い込んでいたが、俺の血も混じっていたのか?
俺はこんなつまらないことで死ぬのか。
玩具だと思っていたハンナに殺されるとは。
ああ本当につまらない人生だったなあ。
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