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ダブル異世界転生 現代科学で人を幸せにしたい  作者: とと
第2章 王立アカデミーでの活躍
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閑話3 両刀使いのナンシー

本話にはガールズラブとちょっとエッチな内容が含まれます。そういうのが苦手な方はご注意ください

 あたしはナンシー。

 ポムドール公爵家のエレーヌお嬢様の使用人として、王立アカデミーの寮で側使えをしている。


 お嬢様には実は大きな秘密がある。

 男性恐怖症で、普通に男性が近づくと、ジンマシンの様な物が身体に出てきて、痒くなってしまうのだ。


 そのためお嬢様は男性と愛し合う事が出来ない。


 しかしお嬢様は公爵家ご令嬢だ。

 公爵家のためにどなたかと政略結婚しなくてはならなくなった。


 可哀想なお嬢様。私はお慰めをして差し上げた。


 お嬢様は男性と愛し会えない身体のため、女性同士で愛し合うご趣味を持っている。


 あたしはお嬢様にはとてもよくしてもらっている。

 お嬢様のお役に立ちたかったのだ。

 あたしはお嬢様を救うあるアイディアを持ちかけた。

 それはピーターにお嬢様の夫になってもらう事だった。


 きっとピーターならなんとかしてくれるはずだ。

 あたしには良く分からないけど、頭の良いピーターになら、なんとかできないはずはないんだから


 お嬢様はピーターに話を持ちかけ、お嬢様とピーターは仮面婚約者となった。


 そして新学期からはお嬢様とピーターとあたしの同居生活が始まった。


 お嬢様にご奉仕するのは今まで通りだけれど、時々ピーターとも愛し合っても良いって言って下さった。


 ピーターは最初はあたしとしてはいけないと言ったけど、あたしは絶対にピーターと結ばれたかったから、ピーターに何度もお願いした。


 愛しいピーターと一つになる事が、小さな子供の時からの夢だったって。


 ピーターは頼みごとをされると断れない性格なのはよく知っていたからね。


 ある日お嬢様と愛し合った後、ピーターがドアの向こうで声を聞いていた。


 あたしはピーターに抱いてくださいって本気でお願いした。


 そうしてついにあたしはピーターと一つになる事ができた。


 お嬢様と身体を重ねると、爪の先から頭のてっぺんまで電気が走って、身体中の全てが敏感になっていって、身体の隅々が震える様な気持ち良さが味わえる。


 逆にピーターとは身体の中心部が貫かれて、全てが真ん中に集まってくるようで、頭の芯が真っ白になって、我を忘れてしまう。


 あたしだってお嬢様や、ピーターにもっともっと気持ちよくなって欲しいから、色々と頑張っちゃう。


 お嬢様もピーターもあたしからすれば雲の上の人達だもん。こんな幸せがずっと続くなんて思っていない。


 ただできたらピーターの赤ちゃんだけは授かりたい。

 魔法の避妊薬は毎日飲む様に言われているが、実は時々わざと忘れている。


 あたしだって、弟のルーシーは実はピーターのお父さんのゴードン様との子供だって知っているんだよ。


 だからあたしがピーターの子供を産んでも良いよね。ね、ケイト。


 もしもピーターの赤ちゃんを授かることができたら、あたしは本当に幸せになれるんだから。


読んでいただきありがとうございました。


これからは毎日7時に更新をしていくつもりです。


更新頑張れ!

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