女って怖い
どうも風谷 かずとです。
結局変更しないことになりました。皆様に迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
毎週火、木、日曜日の十七時か十八時に投稿してますのでよろしくお願いします。
俺は正門に向かった。
「ルーズ遅れてごめん」
「で、では行きましょう」
俺らは正門を出た、そしたらルーズが急にキョロキョロ周りを見て、一気に目が冷たい目になった。
「魔法覚えたらさっさと帰るから」
「はい。ルーズ、なんかいつもとキャラが違くない」
「あんなの演技に決まってるじゃん。あと二人だけの時はルーズさんと呼びなさい。それと、このことシュンに言ったら本気で殺すから」
「は、はい」
こいつ全然キャラが違うじゃないか。さてはシュンの前ではいい子ぶってるなこいつ。
「もしかしてルーズさんはシュンのことが好きなのか」
「そ、そんなわけないじゃん、おどおどキャラはなんかモテるって聞いたからやってるだけ。てか、お前に魔法を教えるのもシュンに頼まれたからやってるだけだから」
こいつ絶対シュンのことが好きだな、しかもこいつツンデレだな。
「ツンデレじゃないから。てか、お前みたいな雑魚キャラにデレを見せる必要ないだろ」
こいつさっきから言わせておけば言いたい放題嫌がって、女だろうが容赦なくぶっ飛ばしたい。
それよりもこいつさっきから何で俺の思ったことがわかるんだ、これが女の勘というやつなのか。
「そんなわけないに決まってるじゃない、リードマインズっていう心を読む魔法があるのよ。まあ、お前みたいな何するかわかんない奴には絶対教えないけどね。」
心を読まれていたのか、ということはもしかして…
「さっき心の中で女だろうがぶっ飛ばしてやりたいとか言っていたな。」
「そ、それは…」
「覚悟はできているよな」
ルーズはにっこりと笑っていたが目は笑っていなかった。
そしてルーズは俺に手を向けて。
「ファイアーボール!」
「やばいやばい、これはマジで死ぬ、ひや~~」
ルーズは本気で笑いながらどんどんファイアーボールを打ってくる。
後で覚えとけよ。あ、ヤバイ。
また心を読まれたのかわからなかったがファイアーボールの打つ数が増えた気がする。
「女の子って怖い」
俺はそう思いながら死ぬ気で走った。
見てくれてありがとうございます。
次の投稿も近いうちにしますのでよろしくお願いします。