表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/20

初めてのクエスト

どうも風谷 かずとです。ぜひ見てください。

毎週火、木、日曜日の十七時か十八時に投稿してますのでよろしくお願いします。


まだ日差しが出てきたころ、俺たちは町の正門にいた。


「シュン。そろそろ行くか」


「いや、ちょっと待って。他にもう一人呼んであるんだ」


シュンがそう言うと町のほうから一人走ってきた。


「お、遅れてごめんなさい」


「きたきた。おーいルーズ早く来いよ」


シュンが呼んだ人は見た感じ女の子で魔法使いのようだ。


「し、支度に手間取ってしまいました。ん、この方がタツヤさん?」


「おう、そうだぜ。こいつがタツヤだ」


ルーズは遠くではあまりわからなっかたが、近くで見ると結構かわいい。


「タツヤと言います。冒険者をやっています。よ、よろしくお願いします」


つい口を噛んでしまった。


「わ、私はルーズ。十六歳で魔法使いです。よろしくお願いします。あと別に敬語じゃなくてもいいです。名前もルーズでいいです」


「おう、わかったよ」


ルーズはなんだかてんぱっている。もしかしたら恥ずかしがりなのかもしれない。


「じゃあお前らさっさと行くぜ」


シュンがそう言いながら俺たちは、ゴブリン十体討伐のクエストを達成するために町を出た。

それから十分もしないうちにゴブリンではなく五十センチぐらいのスライムが現れた。

見た感じ青いスライムだし毒はなさそうだ。それにスライムの中に赤い球があった。おそらく核だろう。


「シュン。ちょっとあのスライム倒しに行ってくるわ」


シュン達は引き留めようとしていたが、俺はスライムに走りこんでいった。シュンにもなめられたものだな。中学の時は剣道部に所属していた俺があんなスライム一体ごときに手こずるわけがない。

俺はシュンから借りた短剣を使いスライムが攻撃してくる前に核を真っ二つに切り裂いた。


「見ろよ。これが俺の実力だ」


「ま、まだです。まだ死んでないです」


「ルーズ何言ってるんだよ。核はもう真っ二つにしたはず、うわっ」


急に倒したはずのスライムが俺の顔に張り付いてきた。

なんでこいつが生きてる。確かに核は真っ二つにしたはず。それよりも息ができない。


「おいルーズ。このままだとタツヤが危ない早く魔法を頼む」


「わ、わかりました。ファイアーボール!」


ルーズが放った魔法はスライムにあたり俺の顔から離れた。マジで死ぬかと思った。


「ルーズありがとな。それよりも、なんであのスライム生きてたんだよ。確かに核は切り裂いたはずなのに」


「あ、あの核みたいなものは偽物なんです。さっきみたいに冒険者などをだまして捕食するんですよね。でも可燃性があるから燃やせば大丈夫です」


スライムだけでもそんなに種類があるとは思わなかった。

てか、普通はスライムって水っぽいし燃えないだろ。


「タツヤ。次からは勝手に突っ込んだりするなよ」


「それについては本当にすまなかった」


「そ、それじゃあ出発しましょう」


ルーズがそう言って俺たちはまた歩き出した。

もしもまたスライムに出くわしたら今度こそ一人で倒して見せる。


見ていただきありがとうございます。

感想などどんどん待ってます。

よかったらブックマークもお願いします。

近いうちにまた投稿しますのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ