俺は無罪だ
どうも風谷 かずとです。
毎週火、木、日曜日の十七時か十八時に投稿しますのでよろしくお願いします。
「ありえない。せっかく助けてあげたのにまさかセクハラをするなんて、君はどうかしてるよ」
「おいおい俺を変態呼ばわりするのはやめてくれ。あれは不可抗力だ、俺は無罪を主張する」
どう見たって俺は無罪だ。
だってあんなの防ぎようがない。
「それについていろいろ言いたいところだけど今はそれどころじゃないみたいだね」
今ゾンビに襲われているってこと忘れていた。
「じゃあ君は待ってて、ボクがやっつけてくるから」
「いやいや俺も行くよ、今度こそあのゾンビたちをぶっ飛ばしてやる」
「君武器持ってないじゃん。逆に邪魔になるから来なくていいよ」
「あ、はい」
そうだった俺武器壊されたんだった。あの短剣十五万ルイズもしたのに。
彼女はゾンビ帯に向かって走っていった。
「じゃあいくよ。リミッターリース! 」
彼女の動きが急に速くなった。
「速すぎだろ」
ゾンビより速いんじゃないか。
ゾンビは殴ろうとしていたが見事によけてカウンターで横っ腹を蹴った。
ゾンビは蹴飛ばされてそれから動かなくなった。ゾンビでも動けないほどの
ダメージってことか。
「あんなの普通の人間がくらったら間違いなく死ぬな」
残りの二体が襲ってきたが二体ともぼこぼこにされて瀕死状態になっていた。
あのゾンビをいとも簡単に倒すなんて強すぎだろ。しかもこんなに暗いのにもかかわらずゾンビの攻撃をよけてちゃんと攻撃をあてられるなんてもはや化け物だ。
「とどめは君が刺しといていいよ。そうすれば君は報酬がもらえるだろ」
「なんでそんなこと知ってる」
「そんなのこんな時間にここら辺にいる理由がそれぐらいしかないからだよ」
それもそうだな。
「それより名前を教えてくれ」
「いいよ。ボクはミストで職業はファイターをやっているよ」
「俺はタツヤだ、まあよろしく」
「じゃあ後始末よろしくね」
そう言いながらミストは去っていった。
俺は後始末でもしとくか。
「ファイアーボール!」
これでクエスト達成だ。
まあ俺の力じゃ絶対達成できなかったけどな。
今度ミストにあったらちゃんと礼を言っておこう。
見てくれてありがとうございます。
次回は日曜日は投稿するのが難しい状況なので火曜日に投稿しますのでよろしくお願いします。