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期待外れ

どうも風谷 かずとです。

毎週火、木、日曜日の十七時か十八時に投稿してますのでよろしくお願いします。

「どこがミニグリフォンだ」

ミニグリフォンっていうんだから二、三メートルぐらいだと思っていたが考えが甘かった。

「五メートルぐらいもあるじゃないか」

「これでも小さい方よ。グリフォンは普通十メートルぐらいもあるのよ。それに比べたら小さい方よ」

じゅ、十メートルもあるのか。

「ルア、あのミニグリフォン撃ち落とせるか」

「私に任して。ファイアーボール!」

それは前ルーズが使っていた技だったがルーズに比べたらなんか小さい。

しかもルアが撃った魔法は空を飛んでいるミニグリフォンにあたる前に消滅した。

「おいルア、いまのはなんだ」

「実は、魔力のコントロールがうまくできないの」

嫌な予感はしたんだ、何かあると。

「おいマジかよ」

「マジ、次こそは、ファイアーボール!」

今度もまた小さい、もしかしたら前より小さいかもしれない。しかも前よりミニグリフォンに当たる前に消滅した。

もしかしたらこいつ本当に使えないんじゃないかと思ってしまった。

それからルアさんは何度も何度もファイアーボールを撃った。

「もうムリ疲れた」

勝手に自分で疲れただけじゃないか。

 どうやらミニグリフォンに見つかったらしい。

「おいおいどうするんだよルア。こっち向かってるぞ」

「そんなのわかってるわよ。ファイアーボール!!」

今までのファイアーボールとはまるで違った。

ルーズのよりも三十倍は大きかった。

「おーー」

爆発と共に見事ミニグリフォンを倒すことができた。

だが爆音を聞きつけてもう一体のミニグリフォンがやってきた。

「おいルア、もう一回特大のファイアーボールをやってくれ」

「ムリ。さっきので魔力なんかとっくに尽きたわよ。さっき魔力のコントロールができないって言ったでしょ」

何かってに逆切れしているんだこいつ、それよりもなんか俺に向かってきてね。

ミニグリフォンは俺を足でわしづかみにして少し飛んで俺を落とした。

「また落下死かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

頭から地面に打ちつけられた。


見てくれてありがとうございます。

よかったらブックマークもよろしくお願いします。

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