1 選挙結果別における3つのシナリオ
筆者:
今回はどこの党に投票したら良いのか? について個人的な意見を述べていこうと思います。
ちょっと長めなので、
1 展望別シナリオ
2 中規模政党に投票する意味とは?
3 個人的注目選挙区
4 投票に行くことの有用性
※選挙までの流れについてはこの2つをご覧ください
https://ncode.syosetu.com/n5036lr/
https://ncode.syosetu.com/n8929lr/
質問者:
いよいよ衆議院選挙が始まりましたね……。
衆議院は内閣総理大臣を決める力を事実上持っていますから、いったいこの国はどうなるのか? まさしく「行く末を決める選挙」とも言えますね。
筆者:
選挙が始まる前に行われる選挙結果の予測の範囲内でおおよそ収まると思うのですが、今回ばかりは予測が分かりにくくなる要素が多くあります。
一つは政権の支持率が高い場合は政権側が大勝しやすい傾向があるのですが、
自民党支持率が延びていないために小選挙区においては様相が異なることになるでしょう。
二つ目は公明党が26年ぶりに国政において自公の連携を解除したことです。
「1小選挙区1~2万票」公明党は票を動かせると言われており、これが立憲民主党に投票していた票にそのまま上乗せされれば、60選挙区も覆るとまで言われています。
ただ、公明党は国土交通大臣を「独占」していたことから、「土建利権」があったために「1小選挙区1~2万票」と言われている動かせる票が本当なのか? は全く分かりません。
何せ26年間公明党が政権にずっといたという事は逆を言えば「野党としての公明党の力」はよく分からなくなっているからです。
また、無党派層が中道にそのまま入れることはあるのか? この点も注目と言えます。
三つ目は国民民主党と参政党が小選挙区で多く候補者を立てているという事です。
国民民主党は立憲民主党と元は一つだったために支持母体が被ります。
一方で参政党は自民党と保守層で支持者が被ります。
そのために結果的には小選挙区では自民党が有利なのか中道が有利なのか分かりにくい様相となっているんです。
質問者:
なるほど……比例代表に関しては世論調査で大体わかりますけど、
小選挙区においてはこれまでにない不確定要素があまりにも多いという事なんですね……。
筆者:
現状は中道が比較第一党になる予測から自民党単独過半数を占めるまで非常に幅広い予測が建てられています。
このようなことから選挙結果によって主に3つのパターンに分かれていくと思います。
1つ目は高市自民党路線の継続です。
高市氏は「責任ある積極財政」を掲げており恐らくはそれに対する期待感の高さが支持率の高さにも繋がっているのでしょう。
しかし、予算を見ている限りでは結局のところ「大企業支援策」ばかりが並んでおり、本当の賃上げ政策である消費税一律の減税や廃止、社会保障における逆進性についての解消については述べられていません。
しかも、「PB黒字化目標」については複数年度としながらも国債発行総額は減らすという有様です。安倍政権下で起きたような格差のより拡大が起きることは目に見えています。
また外交では親米と言う名の「アメリカに貢ぐ」事を続けると思います。消費税を廃止していれば企業も救えて関税も下げられる一挙両得だったのに本当に残念です(これは石破政権の責任ですけど)。
質問者:
「責任ある積極財政」というのは印象とは違って基本的には「今までの自民党政治継続」と言う感じですね……。
筆者:
そういうことだと僕は思っています。「刷新感」を出されるのが非常に上手なのかなと思っています。
2つ目は中道改革連合が比較第一党となることです。(立候補者数が全員当選して過半数ギリギリのラインのために単独での政権を運営できる可能性が限りなく少ない)
この場合、いざ政権が始まったとしても安全保障や原発政策などを巡る旧立憲民主党系と旧公明党系の路線対立が選挙後に政権内部で起きる事にもなりかねません。
また、統合した両党ともに「親中議員」が上層部を占めることから中国に隷属する体制になる可能性があるでしょうね。「謝罪と賠償」が永遠に続くことでしょう。
質問者:
中道が政権を取った場合には総理大臣がコロコロ変わりそうで大混乱になりそうですよね……。
この2つ以外に何かあるんでしょうか?
筆者:
3つ目は自民党が比較第一党を維持するものの自維で過半数割れして高市総理が退陣、
自民党新総裁又は国民民主党の玉木氏が内閣総理大臣になるパターン、若しくは高市総理は続投するものの自維に更にプラスして連立政権になるケースです。
この場合は現在の自維政権よりかは政権基盤としては弱くなりますが、複数の政党の言うことを聞くことになるためにより国民の意見が通りやすくなるのです。
質問者:
筆者:
僕は「無党派層が中道に投票しない」読みで中道は思ったよりも伸びず、1の可能性が一番高いように思いますね。確率にして70%ぐらいと見ています。
立憲民主党は支持母体が自民党より弱かったのでどちらかと言うと「無党派層」に支えられてきた政党だと思っていますからね。
無党派層が「公明党嫌い」ということで逃げてしまえばそもそもの根本の票数が減ることになります。
質問者:
筆者
僕は「野党がヘボイ」ことを100も承知で語りますけど、現状の政治を変えたければ中規模な政党に投票した3のような状況の方が良いと個人的には思います。
自民党政治30年が日本経済を衰退させた個々人を貧困化させ、外国人問題、非正規雇用推進、大企業優遇をしたという事実は変わりませんからね。
自民党に投票することを僕は止めませんし、未知の政権が怖いのは分かります。
しかし、自民党に投票した責任として、物議を醸すような政策が提案された場合には徹底追及をしていただきたいと思います。
質問者:
高市さんは「国論を2分する法案」を出すそうですからね……。とんでもない法案の場合、国民のほとんどが一致して反対しないと阻止できないかもしれませんからね……。
筆者:
白紙委任が一番危険ですからね。しかし、それを高市総理が要求しているというのは本当に怖いことだと思います。せめて法案名ぐらい教えてくれても良いと思います。
このように自民党が大勝すればまた国民の声を聞かなくなることが容易に予想されることから、多党制の状況が強化されるような結果を望んでいます。
政権を直接担当しないのに中規模政党に投票して意味があるの? と思われるかもしれませんが、それについての回答などは次の項目をお読みください。
※衆議院選挙中は一時的に「代表作」とさせていただきます。




