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戦闘狂のスレ民

スレ民の最強戦力見参!!

異世界・南コムニシュート大陸


クーバーン大平野(ホリバール帝国・帝都から1500キロメートル離れた距離)


日時不明




暴飲暴食のラムを筆頭に、7人のスレ民と2体のケンタウロスが首狩りシーンムラーとオニキリ丸は戦っている一角に向かった。




「この雄のケンタウロスは何?教えてよ、ゆいなさん。」




ハニー子がケンタウロスの背中に座っている、うっとりの表情をしているゆいなに聞いた。




「彼氏だよ。」




「彼氏なんだ。」




ハニー子は多少困惑しながら、妙に納得した。




「あんたのそれは何?彼女か?竜ノ助」




さーしこは竜ノ助に聞いた。




「ゲットした彼女だぜ。」




わけわからない自信満々な回答が来た。




「私の名はマリ・コリーナル・マシァードル、竜ノ助様に敗北し、彼の庇護下に入った。皆様方、よろしくお願い申し上げます。」




「庇護下じゃねえよ、マリっ子ちゃんは俺の彼女だ!!」




女性ケンタウロスが赤面した。




「かしこまりました、竜ノ助様。」




全員は頷いた後、残りのもう一組のカップルに目を向けた。




「私は元百人隊長のジェラール・グエイドーである。ゆいな様に敗北し、勝者の生殺与奪に従い、ゆいな様の下僕となった。」




「ジェラール君は下僕じゃないよ。ぼくの彼氏だよ。」




「はい。承知いたしました。」




今度全員、ラムを見た。




『え?俺?やはり俺はリーダーなわけ。』




ラムは心の中で考えた。




「俺はこのパーティーの臨時リーダーを務めることになった、ラムだ。二人ともよろしく頼む。」




それから歩きながら、各自自己紹介し、最後の2人のスレ民のところへ着々と進んでいた。




彼らが戦っている場所は遠くからでも一発で発見できた。


ケンタウロス団員の死体の数が桁違いだった。




首狩りシーンムラーは素早い動きでロンギヌスの長槍で敵を刺して、生命エネルギーを奪い、干からびたミイラに変えていた。




「オラ、オラ、かかってこいや!!」




シーンムラの周りには300体以上のミイラの山が築かれていた。




オニキリ丸は無銘正宗で襲ってきたケンタウロスを細切れにしていた。




「刹那重連斬!!」




オニキリ丸の一振りで20体のケンタウロスが切り刻まれ、倒れた。


実際は一振りに見えた動作が20回以上の連続切り込み攻撃だった。


彼の周り、首無し騎士同様、300体超の死体の山が築かれていた。




そんなほぼ無双状態で暴れているスレ民の前に明らかに異質な2体の大柄ケンタウロスが立ちはだかった。




「帝国の右の門番、エビマエル・ゴスメンだ!!」




「帝国の左の門番、ナストール・セルバスだ!!」




深紅な鎧に身をまとった2体が残忍な顔をしていた。




「オニキリ丸君、こいつらは雑魚とは違うようだな。」




「そうですね、シーンムラーさん。」




深紅の鎧を着た2体は大きな盾と大剣を握っていた。




「行くぞ、左の!!」




「おう!!右の!!」




2体の攻撃が素早く、重たかった。


首無し騎士が自身の盾で左の門番の攻撃を止めた。


鬼の侍は最小限の動きで右の門番の攻撃をかわした。




首無し騎士の槍が左の門番の胸を目掛けに繰り出され、間一髪で左の門番の盾で止められた。


鬼の侍の連続技は右の門番の盾で全部捌かれた。




「この異世界人やるの、右の。」




「そうみたいの、左の。」




騎士と侍が一旦距離を取った後、再び構えた。




「オニキリ丸君、こいつらに対して本気でやらなければならないね。」




「ああ、こいつらは先の雑魚とは段違いの強さだ。」




2体のケンタウロスが巨体とは似合わず、素早い動きで迫ってきた。


大剣を凄まじい速さで振り下ろしてきた。




「異世界人ども、散れえいい!!」




右の門番が叫んだ。




「ここは貴様らの墓場になるうう!!」




左の門番も叫んだ。




2体の振り下ろされた大剣が大きな音と共に騎士と侍にぶつかったように見えた。衝撃で土埃を煙のように高く吹き上げた。


その煙が消えた後、騎士と侍の姿がなかった。




「異世界人消えた?右の。」




「目の前から消えたぞ、左の。」




「おい、右の門番さん、俺はここだ。」




オニキリ丸が右の門番の耳元で声をかけた。




「左の門番さんよ、後を振り向け。」




シーンムラは左の門番の耳元に囁いた。




2体は驚いて、振り向いて、騎士と侍に反撃をしょうとしたが、時は既に遅かった。




右の門番の頭が輪切りにされ、地面に落ちた。


左の門番のうなじに槍が刺され、生命エネルギーを一気に吸い、乾いたミイラに変えた。




戦いを見ていたケンタウロス団員たちが恐怖に駆られ、騎士と侍から逃げ出した。




「気が進まないが、どうしますか。追いかけます?」




「戦意喪失した者を殺すのは趣味ではないな、オニキリ丸君。」




パニック状態で逃げ回る団員を見て、騎士と侍は武器から血をふき取った。




遠くに避難していた団長のマーテゥロスが団員を逃げ出しているのを見て、取り巻きたちと共に転移魔法で逃げた。




騎士と侍が近づいてくる9人を見た。




「エルフがケンタウロスにまたがっている?」




「そうみたいですね、シーンムラーさん。てか、竜人がケンタウロスの手を握っている?」




その後すぐ、全員が合流した。





元の世界

2033年08月23日 11:10






【悲報】小田原ゆかりの元所属事務所が発表「お別れの会に関しましては改めてご報告」



1.働く名無しさん投稿日:2033年08月23日 11:11▼返信

悲しいなぁ・・・( ノД`)シクシク…


2.働く名無しさん投稿日:2033年08月23日 11:12▼返信

>>1

(´;ω;`)ウゥゥ


3.働く名無しさん投稿日:2033年08月23日 11:13▼返信

>>2

(´;ω;`)ウゥゥx2


4.働く名無しさん投稿日:2033年08月23日 11:14▼返信

貴重な・・・貴重な・・・( ノД`)シクシク…







次回:スレ民が異世界を知る

日本語未修正

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