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【完結】SF世界に転生したら人類どころか人外で人類史の空白だった件~人間じゃないけど超優秀な配下を従えてます~  作者: 黴男
シーズン2-エミド再侵攻

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049-復興

ヴェリアノスの周囲には七つの星座が存在する。

「ハーラット」「ノイエン」「スルバート」「キジェイア」「アッタモン」「ポロウェア」「ラジング」の七星座は、それぞれ8、6、11、9、2、9、15の星系を持っており、非常に広大である。

だが、ヴェリアノスから溢れ出した大量のVe‘z艦がそれらの星系を埋め尽くしていく。

空間を拡張した領域に収納されていた彼らは、明確な目的を得て嬉々としてそれらの星系に定着し、復興を始めた。


『まずは、基地や研究施設を復興するのです』


カサンドラの命を受け、Ve’zたちは破壊されたり経年劣化で砕け散ったステーションやコロニーを再興していく。

足りない資材は現地調達せよと言われた彼等は、惑星へと降下し採掘プラントを構築する。

タッティラ=エクスティラノスの配下であるカナーティ=ノクティラノスが現地に派遣され、採取した金属の加工を行う。


『ふむ、上々ですね』


たった半日で、星系が一つ支配権を復興した。

基地が基地として機能し、防衛施設として稼働し始めたのだ。

そして、それはキジェイアにあるケルビスの農業惑星にも及び...


『ここは開拓禁止です』


ケルビスによって開拓を阻まれた。

その却下申請は、農園を利用しているエクスティラノス達にも賛同された。


『恒星は利用可能ですので、加工せずに放置するのです』


各星系に存在する恒星は、あればそのまま放置され、無ければ新しく作られた。

Ve‘zにできないことは、全く同じ生命や物質を再び作ることだけ。

記録に存在してさえいれば、惑星も恒星も自在に再生できる。


『おっと、忘れていましたね。人類が生存可能な基準を満たす惑星は、もれなくエリス様の旅行地であり、彼女の食糧生産の場になる可能性があります。できる限り開発は行わないように』


ケルビスは、エリアスがエリスにより多彩な食事を提供しようとしているのを察していた。

だからこそ、エリスの味覚に合った茶葉などを厳選したり、糖度の高い果物を栽培しているのだが...


『......それから、農業に関して学習できるノクティラノスを各星座に50機配備しましょう。エリス様の食卓に、より多くの食材を並べることこそが、エリアス様の真なるお考えですから!』


そして、2500を超えるクリオス=ノクティラノスがヴェリアノスを出ていく。

これから、また複数の惑星が農業惑星となり、数多くの食材が提供されることになる。

完成したVe’zという種族が物資を求める理由、それはひとえに、主の意思なのだ。

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