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ある日ダンジョンと現実を行き来出来るようになったら世界が変わった

作者:セイユウ
とある日に夜風新也はダンジョンを見つけた。
彼は学校社会で言われるカーストの真ん中に位置し、可もなく不可もないような人間だった。
そんな彼は学校が終わったあとでいつも必ず行う日課のランニングをしていた。
そんな彼だが、今日は調子が良かったからとランニングの距離を伸ばすことで山の中まで入ってしまった。
その山はこの辺りでは知らない人はいないと言われているほどの有名な山で、地形も知っていたはずだった。しかし、走っることに夢中になりすぎて彼は足を踏み外し、坂を転げ落ちてしまった。
落ちた先で目の当たりにしたものは人がすっぽりと入れるほど大きな洞窟だった。

だが、彼はまだ知るよしがなかった。
これから彼を中心に世界が変わり始めるなんて───。

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