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場所 状況 仮定
さて、目が開いた。人間は生まれてすぐ目が開く。
だが、開かなかったのは泣くことに無意識に集中していたからだろう。目が開いたとしても視力は0.01〜0.02だと言われている。
しかし、今の私には全てがくっきり見える。喋れない、耳は聞こえる、手足は動かない。全てがバラバラだ。
ふむ、仮定を作ると身体と意識には強い繋がりがある。
火事場の馬鹿力いい言葉だ。緊急事態に普段出来ないことが出来る。あれがいい例だ。
それを前提に仮定を作ると
1.赤子の身体を持つが、意識は転生前と同じ
2.何よりも状況が読み込みたいため、一番周りを見える目に意識がいった。
本当の事は分からない、何が正しいのかもわからん。
首も座っていない、だが俺が見える範囲に私と同じような赤子がいる。
問題なのが赤子のように何も考えていない顔をしていない。私と同じ転生した者なのか?
この子は、まだ自分の事しか考えていないので自分がいる部屋のことを理解していません
あともう1人の子のお話でそういう事が分かります