天賦の才
ねむいれす、o。.( ´O`)〜〜
アルスティア王国会議室、そこにはアルスティアを代表する面々が揃っていた。
王からの緊急会議命令が下り、ハラハラしながらここに来た者しかいない。
他国との戦争を決めたのか、領土の売り渡しを上げるのか、そんな事がそれぞれの頭の中にめぐっていた。
そして、会議室のドアが開き、王が入ってきた。至って真剣な顔をしていたためやはり何かあったのかと頭を焦らせる。
「今日は急に呼び出してすまない、もう本人は帰っているが、カルリアに来てもらい、二人の能力を調べた。そして、悩むべき事であり、嬉しむことでもある。」
そこまで話を聞いた大臣達は安堵した、戦争や自国の危機ではないと分かったからだ、そして、一国の王に近い存在のカルリア・カルリアを簡単に呼び出せる自国の王に感嘆する。危機感が無くなり一人の大臣が質問した。
「王子と王女に何があったのです?」
新たなる我らが王が真剣な顔をする疑問を聞いた。
「二人のスキルの中に、『天賦の才』があった。」
それを聞いた大臣ん達が騒ぎだした。
『天賦の才』とは、歴史に名を残すのほとんど持っていたスキルだ。ある者は魔王になり、ある者は勇者になり、他には、神をも殺す神剣を作る者もおり、神獣をを従えた者もいる。
良くも悪くも、この世に騒ぎをもたらすスキルだ。
「これから、我が国は波乱が巻き起こるだろう。
すまない、これからも私に付いてきてくれ、、、」
王が頭を下げたことで、周りが騒ぎ出した。その中の古参の大臣の一人が言葉を放った。
「頭をお上げ下されレクス様、『天賦の才』」は混乱があるかも知れませんが、また、利益も生み出すスキルでございます。利益が生み出ることを願い子供達を見守りましょうぞ。」
その言葉に頷く多くの大臣に王は感謝した。