表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

66/166

66.理子ちゃんと幸せな気持ち

後書きにご相談があります。

 

ああああ! センパイセンパイセンパイ!

好き好き好きいい・・・。



ごろごろごろごろ。



私、栗原理子は自宅のベッドで悶え転がっていた。

だって! だってだって!

センパイと付き合えることになっちゃった・・・!


・・・その、いろいろと想定外だったのは認める。

あんなに急ぐつもりじゃなかったし、そもそも告白までする予定もなかった。

まさか突発イベントに巻き込まれるなんて予想もしてなかった。


でも、ちょっと感情が先走っちゃったけど、勇気を出してよかった。

センパイも真剣に考えて答えを出してくれたみたいだし。

私はセンパイの言葉を思い返す。


『リコッチがいろんな男からアプローチされるようになったら困るだろう』


はあああ・・・。センパイ好きい。

あのセリフを言ったときのセンパイ、ほんの一瞬だったけど照れてた。

あのセンパイが照れてたよ・・・。

私は見逃さなかった。

男の人に萌えるってこういう気持ちなんだろうか。


えへへ・・・。

私みたいに強い気持ちじゃないかもだけど、センパイもちゃんと私のこと好きになってくれそうな気がする。

センパイ律儀な性格だし。


私は熱を持った頬に手を当てる。

もうとっくにログアウトしてるのに、まだふわふわした気持ちだ。

・・・私たぶん今、幸せなんだ。


「はふう・・・」


私は吐息を漏らす。

ずっとこの幸せに浸っていたい。

でも。



私は一回大きく深呼吸すると、頬を強めにぺちっと叩く。

幸せだし浮かれてるんだけど、ちょっと落ち着こう。

冷静にならなきゃ。

この浮ついた状態のままセンパイと付き合っていくわけにはいかない。


何でかっていうと、センパイと私の気持ちに温度差があるからだ。

私はセンパイのことめちゃくちゃ好きだけど、センパイはそうでもない。

もちろん律儀なセンパイのことだからちゃんと好きにはなってくれると思うけど、私ほど強い気持ちじゃない。

私は毎日センパイとベタベタしたいけど、センパイはそんなことない。


だから浮かれてばっかりじゃなくて、ちゃんとセンパイとの接し方を考えなきゃいけない。


センパイはどっちかっていうと淡白な性格だ。

だからベタベタするような付き合い方をしたら、口には出さないだろうけど絶対鬱陶しいって思われる。

私はセンパイに嫌な思いをさせたいわけじゃない。


ゲーム内ではこれまで通り、キルしたりされたり、たまに一緒に狩りにいったりするのがいいと思う。

センパイはゲームに手を抜かない性格だし、私だって手を抜かれるのは嫌だもん。

ゲーマーってそういうものだよね。


会社では・・・やっぱり、これまでとあんまり変わらない接し方がいいかも。

付き合ってるって吹聴するのもセンパイ嫌がりそうだし。

・・・その、私もちょっと恥ずかしいし。


それで、たまにお休みの日に予定がなかったらデートしてもらったりとか。

デートのときはちょっとお弁当を作っていったりとか。

センパイが嫌じゃなかったら、軽く手を繋いでもらったりとか。


とにかく最初はセンパイに鬱陶しいって思われない程度の付き合い方をしていこう。

それでセンパイがもっと私のこと好きになってくれたら・・・そのときに初めていっぱい甘えよう。

相手に負担を強いる配慮の足りない女の子にならないように、ちゃんと気をつけるんだ。

私は決意を新たにして、ぐっと拳を握り締める。



もう夜も遅いのでお風呂に入る。

そして充分に温まってからベッドに潜り込む。

身体がぽかぽかしてるけど、心もぽかぽかしてる。


私はスマホを手に取る。

・・・おやすみの挨拶くらい送ってもいいよね?

さり気なく、さり気なく。


『センパイ、今日はお疲れさまでした! おやすみなさい!』


すぐに返信が返ってくる。


『おやすみ理子ちゃん』


ふふー。

ささやかなことだけど、これだけで幸せな気持ちになれる。


でも、理子ちゃんかあ。

・・・もうちょっと仲が深まったら、理子って呼んでくれるかな?


私は幸せな気持ちでうとうとして・・・そのまま寝入った。

センパイ、好き・・・。

 

ここしばらくタイトルに関するご指摘が多いので、改題を検討しています。

下記の1)のようなタイトルがいいか、それとも2)のようなタイトルがいいか、あるいは改題は必要ない等、もしよろしければ感想欄でご意見をいただけませんか?

(※タイトルはあくまでサンプルです! ハーレムにはなりませんし、軍事国家にもなりません!)




1)「ライフルは使えねえぇんだよ!」とギルドを追放されたおっさんは不遇と言われた狙撃スキルを極めたら世界最強のチートに目覚めたので追放したギルドに復讐する ~ついでに後輩の魔法使いやプラチナブロンドの女騎士、生産職の女の子や団長に惚れられて田舎の村でスローライフを楽しんでたらいつの間にか世界最大の軍事国家になってました! でも戦争には興味ないので可愛い女の子たちとまったりハーレム生活を送っちゃいます!~



2)社畜のおっさんが狙撃手になってPKしたりされたりして淡々とゲームを楽しむ話





※それと恋愛成分の多い話が続いたので、次の話からはしばらくおっさんが淡々とゲームを進めていく話になる予定です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] めっちゃしれっと団長入ってて草
[一言] 題名というよりかはあらすじに近い感じがしますので、 個人的には、1の案についてはやめたほうがよろしいのでは?と思いましたまる
[一言] そのままでいいと思う。 もしくは、今のにサブタイをつけて、 「動くのは嫌なので狙撃力に全振りしようと思う~おっさんのPK章~」 なんかでいいと思う。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ