第9話ひろしの成長!?
「う〜ん・・・何買おう。」
今日は、前に変えなかった物を買おうと思って
デパートに来ています!!
もちろん、前とは別のデパートです・・・・変人に見られたからねぇ・・・はは
そして、もちろん・・・
「さっさと決めんかい!!ほんまにぃ前と一緒のこと言わせんなやぁ!!」
招き猫さんも来ています。
「あ!!もう決めました。」
「はや!!前と全然ちゃうやんけ!!快速なんか!?快速なんだな!?」
えーと・・・そう言われましても・・・・快速って・・・
ぼくって乗り物ですかい??
そういえば、選ぶの速くなったなぁ〜♪
自画自賛♪
「お前どんだけニヤニヤすんの好きやねん!!マジでキモいねん!!いっぺん死んで、また生き返れ♪」
「ひどい〜♪ひど、ひど、ひどい〜♪らららん♪」
「なんやねんその歌!?悲しさにじみででてお兄さん悲しいわ!!」
お兄さん!?
まぁ、確かに悲しいでござんすけど・・・・ぼくだって、必死でがんばって歌作って歌ったじゃないですか!!それだけで、がんばったと言えるじゃないですか!!
こんなぼくを誰が責められる??
責められない!!
そう、責められないのだよ!!ジョイソン君!!(ジョイソン君って誰だよ)
だからオールOK!!さ・・・
ふあははははは(笑い方変!!)
ぼくってもしかして・・・・変な子なのでは!?
今頃だって??うるさいわ!!
「ごぼぉ!!」
なんかでたぁー!!ねこパンチ
「何・・・する・・んです・・・か?招き猫さ・・ん・・」
ほんとに何するんだ!?
「うっさいわ!!1人でニヤニヤしおって、キ・モ・イっちゅうねん!!
それと・・・殴りたかってん♪」
「だぁかぁらぁ!!殴りたいからって殴らないで下さいよォ・・・」
いつもながら理不尽すぎる・・・
「ええやん♪殴られるために生まれてきたんやし!!」
「ぼくの存在価値は、殴られることですかい!?」
いくらなんでもひどい・・・
「まぁまぁ、この可愛い顔に免じて許したって!!」
「何人事みたいに言ってんですか!?張本人だかね!?張本人!!」
しかも可愛い顔って・・・はぁ
「だまれ♪そして、可愛い顔って・・・はぁみたいな顔すんな!!」
「ごぼ!ごぼ!ごばばば!!ごばごぼぉ!!!!」
おーっと!!ねこ連続パンチだぁー!!ここにきてまで新技だぁー!!
しかも、ぼくの心読んでた!!もしや・・・エスパー!?
招き猫さんって、招き猫さんって・・・
すごい!!
もともと変だから、多少のことじゃ驚かないよぉ♪
エスパーってキャラじゃないから、違うかもだし・・・本能かも・・・
・・・痛!!!!!!!!!!!何この痛み!!マジやばい、イタイタイタイタ
「ふふふ・・・どうや!?痛いやろ!?この技はなぁ・・・
時間差で痛みがくるんやぁ〜!!はっはっはっは思い知ったか!!」
「す、すごい!!こんな隠し技を持っていたとは・・・くっ・・・不覚だった」
「いや、お前は頑張ったで!!わいが上やっただけや!!恥じることやない・・・・」
「ま、招き猫さ〜ん!!」
「コントは、これぐらいにして」
「コントだったんかい!!」
つっこみどころ多すぎ!!
「ひろしお母さん呼んどうで」
「え!!」
招き猫さんが指指した方を見ると、お母さんがぼくに手招きをしていた。
ぼくは、お母さんの方に駆けて行った
「どうしたの??お母さん」
「ひろしぃ・・・これとこれどっちが良いと思う!?」
お母さんは服を選んでいた、当然自分の服を・・・
「う〜ん・・・てか、お母さん!!今月ピンチじゃなかったっけ!?」
ぼくの記憶が正しければそう言ってたはずだけど・・・
「ギク!!まぁタマには・・・いいじゃない♪」
「この間も買ってたような気がするけど・・・・??」
「だって・・・」
はぁ、ぼくの金使いの荒さはお母さん譲りだな!!
「ダメだよお母さん!!お父さんが汗水流して稼いでくれたお金なんだから!!大切に使わないとバチがあたるよ!!」
ほとんど、招き猫さんの言葉だけど・・・
「・・・ひろししっかりしてきたわねぇ〜!!お母さんびっくり!!
ひろしにそう言われたんじゃしょうがないわね・・・買うのは止め!!帰ろっか!?」
「うん!!」
「そうだ、帰りアイス買ってあげよっか??」
「ほんと!?やった」
「安いやつね!!」
「ふ〜ん・・・なかなか男になったやんけ!!まぁわいのがええ男やけど♪
・・・・そろそろ、秘密あかしてエエ頃やな・・・」
う〜ん・・・・
あんな教え方でも成長するんですねぇ・・・
ひろしのくせに!!
次回最終話です♪