第4話年金は大切に!?
「おはようございます・・・招き猫さん」
まだちょっと眠い・・・
「おはようさん!!ひろし」
「招き猫さん元気ですね・・・」
「あったりまえやろ!!人間元気じゃないとあかんで!」
「・・・そうですね・・・招き猫さんって人間でしたっけ・・・・?」
ぼく的に人間ではないと思うんだけど
「んー・・・人間ではないな!いちいち細かいこと気にすんな!でっかい人間になれんぞ!!」
「・・・ぼくは、並の大きさでいいです・・・身長・・・」
ぼくは、寝ぼけていたのもあって本気で言った。
「ひろし・・・あんまりふざけとうとガツンといくで♪」
招き猫さんが笑いながら拳をだしている!!なんかオーラっぽいの出てるし!!
どっかのサイヤ人みたいに変身しそうな勢いだ・・・
「すいませんでした。」
眠気は一気に吹き飛んだ!!
ぼくは、なめらかに!すばやく!土下座をしました♪
情けないとか言うのやめてね・・・・マジ痛いんだよ・・・・うん・・・マジで・・・
「そういえば、今お客さん来とうみたいやで!」
「お客さんですか?」
ぼくは身支度を整えて下におりた時に招き猫さんにそう言われた。
リビングを覘いて見るとぼくの知っている人が来ていた!!
その人は・・・
「おばあちゃん!!!」
ぼくのおばあちゃんだった
「ひろし!!久しぶりねぇ〜」
「うん!久しぶ「お久しぶりぶりです〜!!おばあちゃん!!いつもひろしの世話したってます!!」
・・・・・!?
「ま、招き猫さん!!何言ってんすか!?しかも何変な言葉使ってるんすか!?てか普通に話しかけるのやめましょ!!??いやマジで!普通に話しかけるって・・・どんだけ!!」
「・・・・ひろし?あんた何言ってんの・・・?」
お母さんがマジ頭大丈夫?みたいなかんじでぼくを見ていた。
「何って・・・」
そうだったぁ〜〜〜!!!!!!
招き猫さんは、ぼくにしか見えないんだったぁ〜〜〜!!
あ〜〜〜!!へたこいた・・・ってそんなことしてる場合じゃない!!
心の中で何を思ってるんだぼくは!?
「ひ、ひろし大丈夫なの!?」
お母さんが言ってきた。
誤解を解かねば!!
「大丈夫だよ!!ちょっと寝ぼけててさ!!」
「そう・・・お母さんてっきりついに頭いっちゃったかと思ったわ!」
「お母さん何気にひどいね・・・・」
ついにって・・・頭いっちゃったって・・・・はは・・・・
「そない落ち込むな!」
「うん・・・ありがと・・・招き猫さんんん!?何話かけてきてんですか!?」
ぼくは、小声で言った。一応学習してるよ♪
「なんでって・・・話たいからかな」(キラーン)
うわぁ、目キラーンってしてる〜
「それより!!おばあちゃんどうしたの??急に」
「年金が入ったから、ひろしにおこづかいあげようと思ってねぇ。」
「おこづかい!?やったぁ〜!」
「ちょい待て!!ひろし」
「招き猫さん!話かけないで下さいよ〜・・・」
招き猫さんがまたも話しかけてきた。
「ほーう・・・ひろし・・・そんな態度とるんか?」
招き猫さんが拳を出している〜〜〜〜!!!!!
「そうだ!ぼく・・・部屋の掃除しないと!おばあちゃん夕方までいるんでしょ!?じゃあ、ぼく部屋戻るからぁ!!!」
ねこパンチは絶対、絶対いやなので、ぼくは部屋に戻って招き猫さんの話を聞くことにした。
「で・・・なんなんですか!!??招き猫さん」
部屋に戻ってぼくは、招き猫さん言った。
「なんなんですか!?ちゃうわボケェ!!!!!」
「ごぼぉ!!」
結局でましたー・・・ねこパンチ!!
あんなにでないように努力したのに・・・・・
「なんで殴るんですか?」
「簡単なことも理解できん奴やからにきまっとうやろアホ!!・・・後、今日殴ってないなぁと思って殴った♪」
「えええええ!!殴ってないからって殴らないで下さいよぉ・・・ひどいです・・・」
ほんとにひどい・・・・
「まあ、ええやん!!それにそれだけが理由ちゃうやん!!」
「そうだ!!もう1つの理由ってなんですか?」
我ながら立ち直りはえ〜
「えーと・・・あっ!!そうそう「今一瞬忘れてませんでした!?」
ぼくは口を挟んだ。
「やかましい!!人が喋っとう時に口挟むな!!もういっちょくらわすぞ」
「すみません。」
すんなり謝るのは、いいことだ・・・・よね?
「もう1つの理由はな、年金ゆうたらおばあちゃんの生活費みたいなもんやろ!それを取ろうだなんてなぁ・・・60年ぐらい早いわぁ〜〜!!!!」
ぐらい!?
「でも・・・おばあちゃんがくれるって言ったんですよ・・・」
くれるって言ったものは、もらわないと・・・
「アホか!!!!そこは、かっこよく・・・ぼくはいいよおばちゃんが使いなよ、フッ・・・って言うとこやろ!!」
フッは、いらないと思うけど・・・まぁでも確かにそうだな・・・
「そうですね!!じゃあぼくおばあちゃんにおこづかいはいらないって言ってきます!!」
「そうや!!それでこそ男や」
「はい!!」
ぼくは、はりきって下におりた。
「おばあちゃん!!ぼくさぁ、おこづかいは・・・あれ?お母さん、おばあちゃんは??」
「おばあちゃんは、急な用事が入って帰ったわよ」
「・・・・え?えええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
ぼくってもしかして・・・・・
超不幸なのでは???
ひろしかわいそぉ〜〜〜・・・・
これからもっとかわいそうにしていきま〜す♪
フフフ・・・