第3話楽して金儲けはダメ!?
「ねぇ、招き猫さん!!」
「なんやぁ〜ひろし!」
「招き猫さんってお金や幸福を運んでくるんですよね!?」
ぼくは、きらきらした目で言った。
「そうやでぇ〜!!すごいやろ!!」
「じゃあ、じゃあ!!ぼくにお金運んできてくださいよ!」
「ふざけんなぁ!!!!!!!!」
「ごぼぉ!!!!」
でましたー!!ねこパンチー!!
「だってごぼぉ!!だからごぼぉ!!そのごぼぉ!!!」
しゃべる間もなく殴られました・・・しかも全部ヒットしています・・・
「・・・そんなに殴らなくても・・・・・ごぼぉ!!」
「やかましいわ!!これでもたりんぐらいや!!」
「なんで、そんな怒ってんすかぁ!?」
ぼくは、本当に疑問に思って聞いた。
「そんなこともわからへんのかぁ!!」
「ごぼぉ!」
またまたでましたー!ねこパンチ
「あのな・・・お金はな一生懸命、汗水ながして働いてもらうもんなんや!それやのに楽してもらおうなんて・・・楽してもらえたらうれしいけど・・・けどなぁ!!楽して金儲けしようなんてなぁ絶対あかんことなんや分かったか!?そんなことおもっとうとなぁ・・・将来ヤクザかなんかやぞ!このボケなす!!!」
「なすって言えば今日の晩ごはんマーボーなすですよ。」
「マーボーなすかぁええなぁ〜!ごはんの上に乗っけて一緒に食べるのがええねんよなぁ・・・って話をそらすな!!」
「ごぼぉ!!」
今日何回目?のねこパンチィィィィィィィィィィィ!!
顔面に直撃ぃ!!
ふう・・・話をそらせなかったぜ・・・(キャラかわってるよ??)
「将来ヤクザは嫌です・・・」
誰でもヤクザやだよね?
「そうやろ?じゃあ自分の力で稼ぐんや!!」
「でも・・・ぼく小学生ですよ。」
「頭つかわんかい!!家の手伝いしておこづかいもらうとかあるやろ!!」
「あ!そうかぁ!!」
「よし!!さっそく手伝いしてこい!!」
「はい!!」
ぼくは、はりきってお母さんの所に行った。
数分後・・・
「招き猫さん・・・手伝うことないって言われました・・・」
ぼくは、かなり暗い顔で言いました。
「そうか・・・はりきって手伝うって言った時にかぎって手伝いないよな・・・・」
「はい・・・」
「落ち込むな!!明日がある!!」
「はい・・・」
全国いや全世界、全宇宙の労働者さん
ひろしの言葉ごめんなさい(><)