プロローグ
初投稿&小説書くのも初めてです。
友人が考えたタイトルと、最初の一文だけで書いたものなのでかなり雑ですが、
どうぞよろしくおねがいします。
「どうしてこうなった・・・・」
俺は今の状況に至るまでを思い出していた・・・。
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俺の名前は瀬戸 蓮。普通の高校生だ。
突然だが俺はこの日常に飽き飽きしている。
いつも通りの道を通り、いつも通り学校へ行く。そんな日常が、だ。
そんな普通の日常でもいいのかもしれない。だが俺は何か刺激が欲しい。
「だけどさ、蓮。この日常は今しか過ごせないよ?」
俺に声をかけてきたのは葉白 海斗。中学の時からの友人だ。
こいつはとにかくすごいやつだ。中学の時からテストは毎回学年一位。運動をさせたらなにか賞を取ったりしてくる。と何をやらせても完璧なやつだ。それに、とてつもなくイケメンだ。中学の時から、下駄箱には毎回ラブレターが入っていたり、毎日告白されたり、ととてもモテモテな奴だ。
「たしかにそうかもしれない。だけど俺はとにかく何か刺激がほしいんだよ」
「ま、刺激がほしい、っていうのはわかるけどさ」
まあこいつは完璧だから刺激も欲しくなるだろう。
「また僕が完璧だとか頭の中で思ってないかい?」
「なぜばれたし・・・。いやお前は何においても完璧だよ」
「そうでもないと思うけど・・・」
そんな会話をしながら、俺たちは学校へと向かった。
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教室に着くと俺たちはもう一人の友人を加えて、学校へ向かっている時と同じ話を始めた。
「私は今の平和な日常でもいいと思うけど?」
今、俺と海斗と話しているもう一人の友人は、自称普通の女の子、の弓野 三実。彼女も中学の時から仲がいい友人だ。
普通の女の子、と言っているが実際は、テストは海斗に次いで毎回学年2位、運動もさらっとこなすのでとても普通の女の子ではない、と思う。それに誰が見てもうなずく美少女だ。学校では、「女神」と言われており、そして誰にでも優しく、面倒見もいいので、男女問わずに人気がある。
「俺はそんな毎日に飽き飽きしているんだ。だからとにかく何でもいいから刺激がほしいんだ!」
「ま、最近特に何もなかったし、刺激がほしいって言うのは僕も分かるよ」
「私にはわからないわ・・・」
海斗と同じように分かってくれるかと思ったがそんなことはなかったか・・・
と、ここでチャイムが鳴った。
「チャイムも鳴ったし席に戻るよ」
「私も戻るね」
「おう」
よく考えたら、海斗はわりと似たような毎日を送ってるけど、三実は色んなところで引っ張りだこだし、わりと刺激がある日々を送っているよな・・・
そんなことを考えていると、チャイムが鳴り、教師が扉を開けて入って来た。
「全員いるな。では、授業を始める。」
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なんてことのない日常。なんてことのない授業時間。俺は授業を適当に聞き流しつつ窓の外を見ていた。
そんな時、それは唐突に起きた。
急に教室の床に光輝くまるで魔法陣のようなものが現れたのだ。
いきなり現れた魔法陣のような物に、教室にいる全員が声を上げる。
「何これ?!」
「床に光輝く絵みたいなのが・・・?!」
「たしかに刺激が欲しいとは言った・・・が、こういうのは聞いてねえええ!」
そして魔法陣のようなものは光を増し・・・そこで俺の意識は途切れた。
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「どこだここ・・・?」
俺は周りに木が立ち並ぶ謎の森で目を覚ました・・・ってほんとにどこだよここ・・・
でもとりあえず・・・
「俺はたしかに刺激が欲しいと言った。でも・・・・」
「どうしてこうなった・・・・」
そう呟いた。
内容は思いついていたのですが、プロローグが思いつかなかったので今回はかなり適当です。