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真夜中の勇者

ごきげんよう、鹿月るなです!! はじめての投稿や、なろう初心者で右も左も分からないので温かい目で見守ってもらえると幸いです…!


この国ロニシャー王国ではかつて1000年前、魔王が突如として王国を侵略し、絶望的な戦いが始まった。魔王はその恐るべき力で王国を蹂躙し、多くの英雄たちが命を落とした。王国の民は必死に抵抗を試みたが、魔王の支配が強く、長きにわたって戦いは続いた。


しかしその戦いが3日前、突如現れた勇者一行により終焉を迎えた。

そして本日はその祝福のパレードのようだ。

民衆の声で分かる。


街全体が熱気に包まれていた。その瞬間、空気は一瞬静まり返るが、すぐに爆発的な歓声が響き渡る。パレードの先頭に立つ馬車がゆっくりと街を進むと、家々の窓からは手を振る人々の姿が見える。広場では、町の人々がひとつの大きな塊となり、まるで一心同体のように一斉に旗を振り上げ、歓喜の歌が空に広がる。


「勇者一行万歳!」「長生きしろ!」—町の広場に響く声は、過去の英雄たちを称える言葉ともなり、未来の繁栄を願う祈りともなった。その言葉ひとつひとつが、まるで時を超えて受け継がれてきた約束のように心に響く。


人々の目には興奮と誇り、そして少しの不安が混じっていた。が、ただの儀式ではなく、彼らにとっては何よりも大切な「希望の瞬間」だ。だがその希望は、同時に「重圧」や「責任」を伴うことも知っている。それでも、街の人々はその全てを背負っていた勇者たちをを心から応援していた。



道端で少年たちは、お気に入りの王冠や剣、杖の模造品を持ち、楽しげに駆け回る。無邪気な笑顔が、王国の未来を象徴しているように見えた。


そして、王からの感謝が完了したのち、鐘が高らかに鳴り響き、まるで世界が一瞬止まったかのように感じられた。その後、花火が夜空を彩り、街の広場では人々が手を取り合って踊り始める。酒樽が開けられ、甘い香りが風に乗って流れ、街はまるでひとつの大きな祝祭に包まれた。


この日、すべての民がひとつになり、勇者たちと共に未来へと歩み出す。その瞬間、どこからともなく聞こえる歌声が、広がる空の下でひとつになっていった。


本当の勇者である俺はその場にはいない

御覧いただきありがとうございました!

感想やその他あーだこーだ等モチベーションに繋がるのでよろしくおねがいします!!

順次次の話を更新するので気長にお待ちください

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