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ガゼボで進展!

10歳になりました。

みんなの10歳はどんな感じだった?

宮殿のガゼボで、ルーナティアはエドアルドが来るのを待っていた。

今日は、お父様であるヴァルデリア公爵から、いつもよりもより手をかけて

宮殿に行くように言われていた。

何が何だか分からなかったが、エドアルドに可愛いと思われたいルーナティアは、

目一杯のオシャレをしてきたのだった。


しばらくして、エドアルドが現れた。彼は普段から堂々としているが、

その目には今日の瞬間に対する少しの緊張が感じられる。


「こんにちは、ルーナティア。待たせてしまった?」


「こんにちは、エドアルド様。 いいえ全くですわ」


ルーナティアは少し恥ずかしそうに答える。

エドアルドが自分を見つめるたびに、心臓がドキドキするのを感じた。


「今日は、真剣な話をしようと思って来たんだ。」


エドアルドは、普段の明るさを少しだけ抑え、真剣な顔をして言った。


「実は、父上から婚約者を決めるようにと言われていて、僕が選ばなければならないんだ。」


その言葉に、ルーナティアは驚きと共に心がざわめいた。

でも、エドアルドが続けた言葉に、ルーナティアは安心した。


「迷うことなく君を選んだよ。」

エドアルドは、ルーナティアを見つめながら真剣に言った。


「僕はルーナティアと一生を過ごしたい」


「え…?」

ルーナティアは、心の中で思わず叫びそうになる。

嬉しさと驚きが入り混じった気持ちで、彼の言葉を受け入れる。


「私も、、エドアルド様と過ごしたいですわ」


エドアルドはその言葉を聞いて、ほんの少し照れたように笑った。


「じゃあ、僕たち、婚約者ってことで決まりだね。」


はにかんだ笑顔は、少年から青年へと変わりかけている。

そんなことに気づいてしまったルーナティアはより一層エドアルドに惹かれるのであった。


その後、公爵家に婚約の承諾を得て、ルーナティアとエドアルドの婚約は正式に決まった。


「ねえ、ルーナティア」


「何ですの、エドアルド様?」


ルーナティアは、彼が真剣に自分に話しかけてくるたびに、心がドキドキするのを感じていた。


「これからは、婚約者なわけだし、、ルーナって呼んでもいい、かな?」

エドアルドは、恥ずかしがりながらもきちんとルーナティアの目を見て言ってくれた。


ルーナティアはその言葉に少し驚きながらも、嬉しそうに微笑んだ。


「もちろん、エドアルド様」


「僕のことも、どうかエドって呼んでほしい、、! 敬称はつけなくていいよ!」


「、、、、エド」


小さな声で言ったにも関わらず、エドアルドは目を輝かせていた。


二人はお互いに照れくさい笑顔を交わし、ほんのりとした恋心を抱きながら、

互いの距離が少しずつ縮まっていった。

10歳の子供たちには、まだまだわからないことも多いけれど、

心の中で芽生え始めた淡い想いは、確かなものであった。

10歳ともなると日本では小学4年生です。

男子も女子もいっちょ前に恋を語り始めますね、、。


私の小学校には下品な男子が数名いました。

いわゆるDQNの親に育てられた女子数人はそ奴らと怪しいことをしてました。


ううううう恐ろしい、、、、


追記:

あとがきで小5と記入していましたが、よく考え直すと小4でしたごめんなさい!

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