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それぞれの譲れないもの。

先輩ジャッジに納得のいかない那珂先輩は丁度よく水海道先輩のとこに来た松本先輩を捕まえた。



「え、午前中から何でそんな話になったの?」



「いいから、とにかく俺の無実を証明してくれ松本。」



理由を聞いて訝しげな松本先輩に真剣な表情で告げる那珂先輩。

ちょっと離れると声が聞こえないので、はたから見ると仕事の話をしてるように見えるよ!

見習ったら良いよ、さっきから完璧おしゃべりに夢中になってキャッキャしてる高橋先輩と富久山!!



「そんなの決まってるよ、那珂…」



ふわりと優しく微笑んで松本先輩は言った。



「お前はどこに出しても恥ずかしくないムッツリスケベだよ。安心して。」



「ほらほらその通りでしょう。」



「やっぱりだったね。」



「な…!!松本!何を言うんだ!!」



「そっち系の話が始まってもしれっとした態度をとって、俺は興味ありません的なオーラを出して話に乗ってこない…割りに話はちゃっかり聞いたり、色々見たりして…中学の時からずっとそうだから間違いなくムッツリだよ。」



それをムッツリと言わずなんというのか…?

松本先輩も言うときはビシッと言うんですね。



「那珂先輩はムッツリなんっすか。

あー、でもなんか予想通りっす。意外性は全くないんで安心してください!」



いつの間にか来ていた丹波が笑顔で言う。

お前、けっこう言うやつだなぁ。後でどうなっても知らんぞ?



「そういう丹波はどうなの?」



とりあえず聞いてみる。



「鈴木先輩、男は皆スケベですよ。

俺は大きいおっぱいが一番好きですね。なのであの秘書課の佐川の姉御の体型めっちゃ好みです。後、真城先生。」



「まぁ、そうだろうね。

あーたしかに。二人とも良いおっぱいしてると思うよ。」



「あ、鈴木先輩の胸にはときめかないので安心してください。」



「なんとなく察したのをあえて言う丹波に蹴りをプレゼントしたいけどどこが良い?」



「ひええぇぇぇ、怖!

松本先輩、聞きました?鈴木先輩がいじめます。胸が小さい人は心もちいデデデデデデ!!」



余計な事を言ったあげく松本先輩を盾にした丹波だが言ってる途中でその頭を片方の腕で押さえ、もう片方の手で拳を作りグリグリする。

松本先輩が攻撃するなんて…!!!

あっ、そういや千里子さんは私より胸が小さかった…それでか!!!



「丹波よ、今の言葉を取り消しなさい。さすれば松本先輩も赦してくださるぞ。ちなみに私はほぼ平均値位の胸だから、私を小さい扱いすると後々怖いよ?」



「とりけします!すいません、ごめんなさい!!」



「丹波君、次はないよ?」



笑顔で言う松本先輩。怖い。



「ちなみに松本先輩と水海道先輩はどこにロマンを感じますか?」



「ちーちゃん全てかな。ちーちゃん以外に興味ないよ。」



「俺もかな。嫁さん以外興味ないわ。」



自分の彼女、もしくは妻フェチなんですね!!









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