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そんな目をしないで

「どうしたの、千佳ちゃん。

あ、目の色は焦げ茶色で濃い目のチョコレートみたいな色ね。」



天然!!

お返しにさや先輩の目を覗きこんだけど、全然動揺しない。

何色だった?ってナチュラルに返されたよ!!

ちょっと赤み入った茶色の目をしていましたよ!!

ミトサンが俺も見てみようかな?って言ったので、フォークを構えたら冗談冗談~って流した。

私と同じことしたら、その染めたような綺麗な地毛にぶっ刺してやろうと思っていた所存でした。命拾いしましたね?



「さや先輩、可愛いのは私の前だけにしてくださいね?」



「千佳ちゃん、どうかしたの?」



ちょっとひやっとした目で見られた。なんか耐えきれなくて笑ってごまかす。



「さやちゃん、さっきの可愛かったのでもう一回くらい可愛いことしてくれない?」



「水卜さんは眼科受診するか、脳神経外科にいったらいかがですか?」



「毒吐くところも可愛いよ?」



「………」



さや先輩、ものすごく冷たい目で見てる!!!

ミトサンはニコニコしてる!!!!!

そこにやってくるワイン!!!!!



「お高めのワインてすよ!!うわぁ、楽しみ!!!」



一人うきうきする那珂先輩。

ミトサンとさや先輩のある意味にらめっこも私の赤面にも無頓着である。真面目系眼鏡じゃなかったのか!!



「飲みますか。」



「飲みましょうか。」



ワインのお陰でなんか、変則にらめっこは終了した。

そこに追加で頼んでいた、いちじくとラムレーズンのバターがやってくる。

ヒャッホーイ!!

カリカリのフランスパンの上に、厚手にカットされたいちじくバター、ラムレーズンバターがドーンと乗ってる!!

ハイカロリー!だけど気にしない!!!



「おいしい!!」



「あ、ほんとだ。食べやすいな。ワインにも合うし。」



「これを美味しいパンにのっけても美味しそう…」



「ここの店、パンも美味しいわよねぇ。」



「美味しい…」



うっとりとワインボトルを見つめる那珂先輩。

イケメンの無駄遣い過ぎる!いや、こっち見られても困るけど。



「そーいや、鈴丼もだいぶ服装落ち着いたな。」



さや先輩ごしにこちらをみやってしみじみミトサンが言う。



「初日、背広の下がブラキャミだったもんな。」



「ミトサン、もうその話やめて!!」



「鈴木よ、お前よく会社続いたな。というか首切られなかったな。」



「今は自分から辞めるていでないとクビも切られにくいのよ。」



なんで私の恥ずかしい話の時に反応するんだ那珂先輩と真城先生!!



「レースあしらわれてて鎖骨の下まで覆われてたからいいかなって思ったんですよう!カーディガン羽織ればそのまま遊びに行けるしと思ってたんですよね。なんかあの時。

そんでもってカットソーのつもりでいれば大丈夫かと思ったのに…」



「その時の写真です。」



「「「わぁー…」」」


「え゛っ、な、なななななななんでもってんですか!!!!

消せ!今すぐ消し飛ばせ!!!」



スッ…とスマホ画面を皆に見せるミトサン。

ごぎゃあーーー!!!!なんで持ってるんですか!!!

髪色明るすぎで、ツケマバッチリでメイクもりもりな私がピースしてる。手の爪もがっつり塗ってました。今観ると、ほんと酷い!!

もういっそ殺せ!!そんな心境!!!

この後、女性の先輩にワイシャツを借り、なぜかおいてある髪染めで真っ黒に染め、メイクやマネキュアを落とし、メイクや髪型指導が入りました。

今思うと、ほんとヤバイ格好だったよ!!ありがとう、営業部の先輩方!!!



「そしてその鈴木より酷い磯ボンです。」



そこにはホストか!!って感じの格好の磯崎がいた。

金髪に白スーツ、ワイシャツは黒、そして三つほどボタンをあけまさかのノーネクタイ!!ピアスもゴツいのつけてる!!!



「「「うっわあぁー…」」」



上には上がいた。私が言うことじゃないけど…営業部ってすごいの引き当てるよねぇ、ほんと。







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