あらあらまあ
お久しぶりです。
なんとか更新できました。なるべく明日も頑張ります…!
迎えに来るからーと言ってミトサンは去っていった。
ちょっと哀愁漂ってる。ふぁいお!
「ヘヘヘ。さや先輩、お世話になりますね。」
「多分日曜の夜に出ると思うから、千佳ちゃんのお迎えは夕方よりちょっと前位だと思うけど…予定とか大丈夫?
私は楽しそうでいいけど。」
「明日は用事ありますが、日曜はフリーです!」
「悠馬さん、大丈夫かしら…?
あのね、実は高頭さんから事前に連絡来て…申し訳ないけど快く送り出す風を演出してっていわれてたの。」
マジか!さすが女傑!さや先輩が笑顔で送り出せば張り切るだろうと見越してですね!
「さや先輩、全然演技ってわかりませんでした!」
「正直いうとほしいものは本気で言ってたのよね。」
「ちょ…それ…最高の演出ですよ!本気だからミトサンも諦めたんですね。」
「北海道は魅力満点過ぎるのがいけないと思うの。」
キリッとした顔で言うさや先輩であった。
分からんでもないですが…
*****
終業まであと二分を切ったとき、ボンボンの磯崎がやって来た。
「穂積さん、おめでとうございます!」
そう言ってさや先輩にミニブーケを渡す。しかし磯崎、花がとても似合う男である。
女装ウエディングドレスとか最高じゃね?って内心思ってしまうのは仕方ないと思う!
中身軟派野郎でも可愛い綺麗な顔してるんだよね。
「ありがとうございます。」
はにかみ笑顔で受けとるさや先輩。可愛い。好き…!!!
「穂積さん、水卜先輩に泣かされたらいつでも胸かしますよ!飛び込んできていいですよ!!」
「はい、アウトー。ミトサンにチクりまーす。」
すかさず注意をしてやった。くっ、油断もすきもない!!
さや先輩を口説くの絶対許さないのもあるけど、見てるだけだったのミトサンに知られたら怖いし。
「ひっ、冗談ですよ鈴木さんっ、やや、や、や、や、や、やめてくださいいいぃぃぃ!!!!」
「ハラスメント系に冗談もくそもない。あとスカートひっぱんなや。」
顔を青ざめさせ、すがり付いてくる磯崎。それをバッサリ切り捨て、スカートを押さえる。
ちょ、マジでそれ以上引っ張らないでくれませんかね?!
「ふざけるな…!!!誰にものをいってるんだ!!!」
スカート攻防戦をしていると樋口部長の怒声がオフィスに響き渡った。
え、何事?!!!