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ランチミーティング

見て下さるかたに感謝を。

「三杯かぁ~、う~ん…うん!行けそうな気がします!!

社食いきましょー!!」



マジか食うのか、丹波…

まぁ、いいか。


そんなわけで、那珂先輩、松本先輩に私、そして丹波の四人で社食に向かったのだった。





★★★★★



「千佳先輩!!聞きました?!」



社食で、さぁ食べましょう!ってなったときみゆちゃんが合流してきた。

今日も超絶に可愛い。「ごいっしょいいですかぁ?」なんて首をかしげて聞かれたら頷く以外の選択肢が見つかりませんぜ。

席についたとたん、挨拶もそこそこにみゆちゃんが尋ねてくる。



「さや先輩達の事?私は金曜の夜に前もって聞いたけどびっくりだよね。」



「びっくりしましたよ。付き合ってるんだろうなぁとは思ってましたけど、まさか結婚する事にしたとは…」



「「「えっ?!」」」



えー?!付き合ってる事をみゆちゃん気付いてたの?!すごいなぁ。



「えっ、て…もしかして先輩方気付いてなかったんですか?」



逆に驚かれてしまった。え~?分かんないよ。



「意外な組み合わせ過ぎてね…」



「思い返すとなるほどって思うけど、分からなかったな。」



「松本先輩はいいとしても、千佳先輩も那珂さんも一緒に飲みに行ったりしてたのに分からないってどうなんですか?」



ジト目でみゆちゃんに見つめられ、那珂先輩と私は明後日の方向を見て流した。



「分からないよね、ねぇ丹波!!!」



ラーメンをがっつく丹波に話をふった。まず一杯目のラーメンを完食して丹波は答えた。



「水卜先輩が狙ってたのは知ってましたよ。だから遅かれ早かれ付き合うか付き合ってるのかもなーとは思ってましたよ。

確信したのはあのバレッタつけてきたときですね。」



「えっ丹波のクセに気付いてるなんて…!!」



「ひどー!!鈴木先輩ひどいっす!!」



丹波ですら気付いたのに分からないのショックなんですけど!!



「てか、言いなよ!ミトサンがさや先輩狙ってるって!!」



「言ったら全力で妨害しそうだから鈴木に黙っておいて正解だぞ、丹波。」



ムッ!那珂先輩酷いです!

そんなことは…そんなことは…そ、そんなことは…無きにしもあらずかもですじゃ。



「沈黙は肯定っすよ、鈴木先輩…」



「うっ、だってさぁミトサンだよ!?騙されてないか心配になるよ!!」



「あー、千佳先輩の言わんとすることは分かるかも。」



巨大ナポリタンを食べながらみゆちゃんが言う。てか、何人前?



「どっちも親しみある先輩だから余計になんじゃないですか?」



確かに、それはあるかも。








明日はお休みです。

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