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やっちまったなぁ!

明日の更新はお休みです。

今日は、休みだけど…休みじゃないので(;・ω・)





丹波が来た後に続々と他のメンバーも出社してきて…、さや先輩が紅茶を淹れ私が配って回り、例のチーズタルトも配り、改めて入籍予定を報告した。

入籍と聞いて皆祝福モードになり、相手がミトサンと知って騙されてないか本気で心配されていた。

ミトサン、なかなかの信頼感ですね?はははははははははは。



そうして…、

樋口部長と愉快な仲間が遅刻との話を水海道先輩が報告してなんともいえない空気が漂った。

しょっぱい顔でミーティングは終了した。




★★★★★





「11時になるけどまだ来ないな…」



仕事を一段落終えて、時計を見た水海道先輩が難しい顔をした。

わっ、本当だ…!!



「どこら辺だったんですかねぇ、朝の時点で…」



「言わないし、知りたくもないから聞かなかったなぁ。

聞いたら負け的な。」



「あー、水海道先輩その気持ちわからんでもない!」



そんなことを話ながら更に仕事をして、昼休みまで後十分を切って少々してから奴等はやって来た。



「おはよう。」



もう、こんにちはだろ!



「おはようございます!午前中に間に合いましたね~!」



間に合ってないっつーの!富久山!!!

てかお前、まだ有給使えないからな?給料から休み分引かれるんだからな?



「おはようございます…」



静かに言ってるけどスルーしたりできないかんな、高橋先輩…?

ってか黒!!

三人ともこんがり焼けて夏満喫した感が凄まじい…!!!!!



「もうお昼だよ?樋口君…こんにちは。

まさかとは思うが、午前には出勤していた扱いにはしないよね?まさかねぇ。」



にこやかにしつつもグッサリと刺すことを忘れない大神課長。さすがです!



「えっ、お昼前に来ましたよ?」



「富久山君、残り三分でなにか仕事のひとつでも終わらせられるのかね?」



「えっ、無理ですよぅ。」



「賃金は仕事をしてこそ払われるものだよ?樋口君、君が富久山君の事に対して全て責任をとるといったらしいね。

それならなぜ午前終了間際の約五分前に旅行に行って遅れて出社してきて午前中仕事をしたことにならないのか説明してくれたまえ。」



にこやかさを崩さず富久山でなく直接樋口部長に伝える大神課長。樋口部長は黙りこむ。

おおーい!!黙っちゃダメでしょー!!!



「…後でもいいがね、ちゃんと!説明してくださいね?」



笑顔でごり押しする大神課長なんてめっちゃレア過ぎる…

それだけ怒らせたかあきれられたかのどちらかなんだろうなぁ…。

樋口部長、やっちまったなぁ………




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