砂糖細工の船 ―The Despiteful Ghosts―
海の上には、絶望した人々が大勢住んだ、砂糖細工の船が浮かんでいる――。いじめに遭い、人生に絶望した少年は首を吊る。誰も助けてくれない。誰も寄り添ってくれない。人生に対する勇気ももうない。猫の三毛しか、そばにいてくれない。気を失い、目を覚ますとそこは奇妙な場所だった。部屋はそのまま。しかしドアを開けるとそこは船の上だった。女たちがささやき、泣き叫び、男たちが狂ったように同じことを繰り返すこの船で、少年は小学校時代の同級生の少女に出会う。※この作品はカクヨムにも投稿しています。
プロローグ
2018/07/03 19:33
1.三毛とぼく
2018/07/03 19:34
(改)
2.波の音
2018/07/03 19:35
(改)
3.絹子と繭子
2018/07/19 00:27
(改)
4.松子
2018/07/20 01:00
(改)
5.男とカナリア
2018/07/22 18:21
(改)
6.千代の楽しみ
2018/07/24 00:00
(改)
7.光
2018/09/17 19:00
(改)
8.姉妹の招き
2018/11/09 21:14
(改)
9.壊れた姉妹
2018/11/14 16:42
(改)
10.カナリア
2018/11/25 22:28
(改)
11.千代の過去
2019/02/06 21:56
(改)
12.脳腫瘍
2019/03/25 18:03
13.千代
2019/04/05 22:48
(改)
14.砂糖細工の胎児
2019/04/15 20:32
(改)
15.船の外
2019/05/22 23:13
16.一年後
2019/05/22 23:15
エピローグ
2019/05/22 23:18