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メリー・ゴー・アラウンド……?

作者: ヤブ

 部屋の奥から、叫び声が聞こえた。まるで、今まで見たことの無い歪んだ化け物を見たかのような声だ。

 声の主は、俺たちより先に入った者だ。その声は、聞いただけで腕を恐怖が走る。カーディガンでも来てくれば良かったかな。


 声に反応するように、こちらでも得たいの知れない、顔中火傷の人間かも分からないものが物陰から出てきた。びくぅっ、と肩が飛んでいってしまうのではという程上がる。こんなものがうじゃうじゃ出てくる病院を懐中電灯一つで一周するなんて、誰が思い付いたのだろう。


 再び、奥から悲鳴が響いてきた。余韻が更に足を止めさせようとする。だが、まだ半分も来ていないのに止まってなんていられない。早くに終わらせて、次のアトラクションに向かおう。


「……ねぇ、よしくん」

 後ろから声が聞こえた。俺の(すそ)を引っ張って歩く(やなぎ)せなだ。何度も引っ張るなと言っても裾を引っ張る。怖いんだったらお化け屋敷なんて入らなければ良いのに、「お化け屋敷は遊園地に来たときの定番でしょ!」と言うのだ。それに毎回巻き込まれる俺の気持ちにもなってほしい。人間が仕掛けたものだと分かっていても、いつどこから出てくるか分からない何かに怯えるのは好きじゃない。

「何?」

「あそこにさ、出口が見える」


 柳が指した方を見ると、そこには確かに出口はあった。だが、それはお化け屋敷を全て回ったことを意味する物ではなく、まだ途中であることを意味していることは明らかである。扉の上の蛍光板には、非常口、と書かれていた。ここに入る前、お化けのコスプレをした女の店員の言葉を思い出す。

「お二人様ですね、ありがとうございます。では、こちらの懐中電灯を持ってお進みください。暗くなっておりますので、足元には十分ご注意を。途中、非常口がありますが、そちらはリタイア口となっております。それでは、人間を恨むお化けたちの元へ、いってらっしゃーい」

 後から振り返ると、店員は手をぶら下げて、恨めしや、と妖しい笑顔で言っていた。柳には、言うと怖がると思って言わないでおいた。


 去年来たときにはなかったリタイア口の設置は、ここに入るのを躊躇(ためら)いたくなる原因としては十分である。リタイアしたくなるほど、怖くなったということであろう。

「うん、出口だね」

 そう答えておいた。俺が気持ちを読み取ってくれないことを気付いた柳は、それ以上何も言わなかった。


 ‡‡‡


 突然話を振られて、何を話して良いのか分からなかったので、ついこんな話をしてしまった。起承転結の無い、平淡で、何気ない話。

「で? 結局リタイアしたのかよ?」

 隣で生ビールを持つ友人が問うた。

「してない。ちゃんと出口から出た。柳は怖がりだけど、根性はある」

 目の前の女性がいれてくれたサラダを頬張る。ドレッシングはあまり好みではないが、せっかくいれてもらったのだから食べきることにする。


 友人に誘われて初めて来てみたが、話すのが少々苦手な俺にとって、この場はあまり合わない。同人数の男女が集まり、食事をしたり会話をしたりする、所謂(いわゆる)合コン、というやつに来ているのだが、始まって今まで殆ど言葉を発していない。友人に振られていなければ、きっと見知らぬ女性たちは俺の声を知らないまま帰宅することになっただろう。感謝すべきなのかどうなのやら。


芳樹(よしき)くん、その子のこと好きだったの?」

 目の前の女性がそう言ってきた。誰とでも仲良くなれそうな顔立ちをしている。実際、俺や友人たちに分け隔てなく話しかけてきてくれる。俺としては、その方が助かる。

「え、芳樹。まさか今まで彼女を作らなかったのは、その子がいたからなのか?」

 友人のこの言葉に、女性たちは磁石のように食い付いた。うっそ、だの、彼女いたこと無いのか、だの。異性と付き合ったことがないことがそれほど珍しいものなのかと言いたくなるが、サラダと一緒に飲み込んだ。


「こいつさ、高校の時、学年でめっちゃ可愛い子を一目惚れさせたんだよ。下駄箱にその子からの手紙が入っていて、『一目惚れしました。良かったらメールしてください』って、アドレスが書いてあったんだけど、こいつさ、その手紙に気付かないまま半年間放置してたんだよ」

 そんなこともあったなと、懐かしく思う。しかし、それに関して俺は悪くないと思っている。高校の時の下駄箱は、二段になっていて、俺は主に下の段を利用していた。俺の下駄箱の位置は一番下で、中を覗くことなんて無かった。わざわざ覗かなくても、手を伸ばせば靴を取れたからだ。彼女は、運悪く上の段に手紙を入れていた。そりゃあ、俺が気付くはずもない。下駄箱が上の方にあれば、視線に入って気付いていたかもしれない。彼女は、運が悪かったのだ。


「バレンタインデーに、その子はこいつに直接チョコを渡しに来たんだよ。その時女の子は、『私のこと、分かりますか?』って聞いて、そしたらこいつは、『同じ学校に通っているんだ、知らないわけ無いだろう』って言ったんだよ」

 すると女性陣だけでなく男性陣も、おおー、と何やら声をあげた。俺の言葉は至って普通だと思うのだが、可笑しいところでもあっただろうか。

「どこか可笑しいか?」

「いや、全然可笑しくない。むしろ、カッコいい」

「普通男子って、そこで、うん、とか知ってる、とか言うものなんだけどねぇ。芳樹くん、モテる理由が分かるよ」

「うんうん。『知らないわけ無い』って、知ってて当然って言ってるようで、女子からしたらキュンってなるだろうね」

「手紙に気づいていないのにそれを言ったから、俺らは褒めてやりたくなったよ」

 彼らがどこのことを言っているのかは大体分かったが、それで何故キュンとするのかはいまいち分からない。思ったことを言っただけなのに。俺としては、特別なことは何もしていない。


 ふと、皆が盛り上がっているのに、一人だけ端で、チューハイを飲んでいる女性を見つけた。初めから居ただろうかと疑問に思うほど、空気となっている。誰かを見るわけでもなく、ただ真っ直ぐと、壁を見ていた。



 夜遅くまで飲みたいところだが、明日は平日のため、八時に切り上げることにした。友人は多数の女性とアドレスを交換していたが、俺はしなかった。どうせ今日限りの付き合いだ。二回目があれば考えないこともないが、と思ったが、俺は二回目にあっても自分では気付かないかもしれないと思った。

 友人たちは同じ方向の女性たちと、駅に向かって歩き出した。明るい大通りを通るなら一人でも安全そうだが、道が同じなら、俺も一緒に歩いて行っていただろうか。分からない。友人がいれば、行かないことはないかもしれない。

 明るい街に消えていく男女を見て、ふと思う。男子と女子の数が一緒だ。

「あの」


 背後から聞こえた声に、俺は少し驚いた。俺以外は駅に向かったと思っていた。だから、俺の背後にいたもう一人の女性に気付かなかったのだ。

「芳樹さんは、駅に行かれないのですか?」

 それは、端で壁を真っ直ぐ見ていた女性だった。彼女だ。

「俺は、駅とは反対方向だ。最近、廃園になった遊園地があるだろう? そこの近くだ」

「そうなんですか? では、近所ですね、私たち」

 彼女の顔を見るが、どこかで見覚えのあるものではなかった。見たことはあるけれど忘れているだけかもしれないと思ったが、

「見たことのない方だったので、分かりませんでした」

と、彼女が言ったので、見たことないという方が正しいようだ。

「あの辺は街灯が少なく、夜は危険だ。早めに帰宅しよう」

 そう言って、俺はそそくさ歩き出した。早く帰って休みたい、という気持ちもあるが、あの辺りは本当に危険だ。不審者の目撃情報を度々聞き、小学校の頃同級生が声をかけられたこともあったらしい。早めに帰宅するのが善策だ。


「芳樹さん」

 隣を歩く彼女が、声をかけてきた。

「遊園地、どうして廃園になったかご存知?」

 突然何を言い出すのかと思えば、その話か。

 その遊園地は俺が小学生になった時に初開園し、街中ではなく、そこから少し離れた森の中にある。人をこちらに寄せるために作られたものらしく、その思惑はぴしゃりと叶った。来場者数は年々増加し、『森の遊園地』として名が広まった。近くにあるため、俺たちの地域では毎年子供会でそこへ行った。いつしか、遊園地へと通じる道がある、俺の家の辺りは、「遊園地の近く」で通じるようになった。本当はそれほど近くなく、一、二キロほど先にある。ただ、家から観覧車を見ることができる。それを見ながら、毎年柳と子供会を楽しみにしていたことを覚えている。

 遊園地が廃園になったのは、やはり来場者数の減少により、経営が苦しくなったからではないだろうか。

 そう言うと、彼女は、「そうです」と、頷いた。


「では、どうして減ったのだと思いますか? 年々増加傾向にあった来場者が、減ってしまった理由。来場者数が減少し出したのは、廃園する二年前。突然減るなんて、可笑しいですよね。減るにしても、もう何年か後だと思うんです」

「それは……確かにそうだな。まだできてから二十年も経っていない。そこらの遊園地に比べれば、少し短いな。それに、減少し出して二年で廃園なんて、いくらなんでも早すぎる。どうにかしようと、手を施すのが先じゃないだろうか。諦めるのが早すぎる」

「そうでしょう? 芳樹さんは、どうしてだと思いますか?」

 再び、彼女は同じ質問をしてきた。


「人というのは、同じものにずっと、ずっと定着することは難しい。それを好きになればまだしも、日常の一部だけの存在ならば、案外記憶から消えてしまうものだ。つまり、人が来なくなったのは、飽き、ではないだろうか」

 彼女を見ると、目を開いて頷いていた。

「確かに、人は飽きやすいものです。ですが、それではないと言われています。……こんな話を、聞いたことはありませんか?」

 そう前フリをして、話し始めた。


 あの遊園地に、観覧車があったのは知っていますよね。実は、そこで人が亡くなったんです。亡くなったのは女性と男性。その日は彼氏とデートに来ていました。お化け屋敷やジェットコースター、乗れるものは全て、片っ端から乗っていきました。

 閉園が近づいてきた夕方、二人は、最後に観覧車に乗ることにしました。高くなるにつれ遊園地内を見渡すことが出来ます。反対側を見ると、彼女が住んでいる街も見えます。そのため、観覧車は絶景としても有名になりました。

「とても、綺麗ね」

 彼女がそう言うと、彼氏は、

「そうだね」

と、答えました。

 芳樹さん、観覧車には色々なジンクスがあるのはご存じですか? カップルの中で有名なのは、一番上でキスをすると一生一緒にいられる、というもの。二人もカップルなので、そういう話には敏感だったのでしょう。

 頂上になる寸前、彼氏は彼女に近づき、そして、キスをしました。赤色に染まる夕焼けは、二人の恥じらう顔の色を消しています。唇を重ねるだけでは満たされず、彼氏は唇を頬張るようにして、彼女を離しませんでした。下を絡め、相手を熱を感じながら、ゆっくりと下りてゆく観覧車。

 満足したのか、二人の唇は離れました。

「……これで、ずっと一緒にいられるね」

 彼氏がそういうと、彼女は突然、バッグから折り畳み式のナイフを取り出しました。彼氏が驚く暇もなく、

「ええ、そうね。死ねば、ずっと一緒にいられるよね?」

そう言って、彼女は自らの首を掻き切りました。

 二人を乗せた観覧車が最下部に着いたとき、彼氏は目の前にある肉体だけになった彼女を見つめ、心臓には彼女の首を切ったナイフが刺さっていました。

 どうしてこうなってしまったのかは分かりません。

 ですが芳樹さん、貴方は、こんなニュースを聞いたことがありますか? ……ありませんよね。だって、遊園地側が隠蔽(いんぺい)したんですから。人気が出て、これからだと言うときに起こった事件。こんなことが放送されれば、人は近づかなくなるだろう、そう考えた園長が、隠蔽することを決めたんです。

 ですが、成仏できなかった二人の幽霊が、そこには出るんです。観覧車だけでなく、遊園地のどこにでも。

「誰カ、彼ヲ知ラナイ……?」

 そう呟く女の幽霊と、

「ソンナ男ヨリ、俺ニシナイ……?」

 そう呟く男の幽霊が。


 話し終えた彼女の表情は、どこか楽しそうだった。非科学的だと思ったが、彼女が随分楽しそうな表情をするものだから、まさか、本当にあった話なのか? と思わずにはいられなくなった。

「男と女の言葉から推測すると、男は彼女がいるのにも関わらず、女性に声をかけていたのでしょうね。それを知った女性は、彼の前で自殺した。彼氏も死んだのは、彼女の遺体を見たショックからでしょうか? そして彼女は、死んだ今でも、浮気をする彼を探しているんでしょうね」

 彼女は、初めて見た時と別の顔をしていた。合コンなんて楽しくない、そう言っているようだったのに、今では生き生きとした表情をしている。怖い話が好きなのか? それとも、二人の死に、反応しているのか?

「あ、そうだ。実はですね、二人の幽霊が一番出やすい場所があるんです。芳樹さん、どこだか分かりますか?」

 脳が回らない。彼女の表情が、怖い。

「……観覧車」

「大抵の人は、やっぱりそう思いますよね。でも、違うんです。一番出るのは……メリーゴーランドなんです。芳樹さん、乗られたことあるでしょう?」

 俺は頷く。もし当たっていたら、俺の心はもっと彼女に支配されていただろう。緊張が(ほぐ)れていくのが分かる。

「見るのは大人じゃなくて、子供なんですって。子供が一人で乗っているはずなのに、誰かと話しているんです。親が、誰と話しているの? と聞くと、お姉ちゃんとお兄ちゃんだよ、って言うんです。

『だけどね、二人とも僕の話聞いてくれないの。お姉ちゃんは、彼はどこなのって言うし、お兄ちゃんは、俺と遊ぼうよって言うの。だったら、お姉ちゃんとお兄ちゃんが一緒に遊んだら良いのにね』

 その子供の親は、遊園地に伝わる、その噂を知っていました。だから、すぐに分かりました。親は子供を下ろすと、急いで家に帰りました。これも推測ですが、メリーゴーランドは、二人にとって何か大切な場所ではないでしょうか。遊園地に来たけど人が多くて待ち時間が長く、仕方なく空いていたメリーゴーランドに乗った……とか」


 ふと、彼女は視線を逸らした。その先は、俺の家の方向とは反対の道だった。何となく、彼女の家はあっちなんだと察した。

「家、あっちなんですか」

「芳樹さんは、そちらなんですね。私はこちらなので、ここでお別れですね」

 ここで友人なら、家まで送るのだろうが、彼女なら付き添わなくても平気ではないだろうか、という考えが込み上げてきた。


「そうだ。芳樹さん、もしいつかお時間があれば、一緒に廃園になった遊園地へ行きませんか? 誰もいない遊園地で、メリーゴーランドが誰も乗せずに回っているんですって。あまりにも綺麗なので、夜の遊園地はそれほど怖くないな、なんて思ってはいけませんよ? 見とれている間に、二人が声をかけてきますから……」

 彼女は口元に手を当てて、その隙間から唇を覗かせた。恐ろしい話をするのに笑顔は禁物だが、彼女の微笑は恐怖を増幅させた。


「では芳樹さん、さようなら。お休みなさい」

 彼女は背を向けて、闇へと消えていった。俺は、頷くだけで、何も言わなかった。……いや、言えなかった。


 ‡‡‡


 どこからその話を聞いたのか、柳が先日の合コンの結果について聞いてきた。

「誰から聞いたんだ」

「よしくんのお母さん。その日晩ご飯一人になるから、うちに誘ったんだ。その時に聞いた」

 余計なことを言ってくれたな、と思ったが、合コンのことを思い出すと、どうしても彼女を思い出してしまう。だから俺が、何故柳に合コンのことを言ったんだと母を攻めることはないだろう。

 柳は興味津々に、いい女の子はいたか、だの、誰かとアドレスを交換したか、だの聞いてきたが、どれも返事をする気にはなれなかった。


「なあ、柳」

 話をそらすついでに聞いてみる。

「お前は、どうして遊園地が廃園になったか、知っているか?」

「ああ、あそこ? 園長が亡くなったのを機に止めたんだよね。園長はお金持ちで、趣味で作ったらしいんだよね。それが口コミやらで広がって人気になったって。本当は、孫のために作ったらしいよ。今は廃園になったけど、電気は通っているし、時々孫が遊んでいるようだよ」

 え、と思わず声が出た。

「その話は、本当か? 噂ではない?」

「うん。その孫と私、同じ大学で、直接聞いたから」


 つまり、あの女性が言っていたことは、全て嘘か? 夜で街灯も少なかったから、体が強張ってしまったのだろうか。

 あることに気付いた。その瞬間、全身に鳥肌が立った。


 彼女の顔が、思い出せないのである。


 どんな輪郭をしていただろう。髪は長かっただろうか、短かっただろうか。二重か一重か。唇は? 眉は? 前髪はどうだった? 分けていた、ぱっつんだった?

 何も、思い出せない。つい先日の話なのに、もう、声すら忘れてしまっている。

 そして、こう考える。――彼女は、誰だ?


 いや、待て。あの話が嘘だったと分かった以上、もう深く考える必要はないだろう、いや、考える必要などない。彼女のことは、もう忘れるべきなのだ。どんな者だったかすら忘れてしまったのなら、きっとすぐに忘れることができるだろう。


「そういえば、よしくん。一回遊園地で変なこと言ってたよね」

「変なこと?」

「メリーゴーランドに、お姉ちゃんとお兄ちゃんと乗ってるんだって。その時よしくん、一人で乗っていたのにね」

 柳は懐かしいと言って、笑っている。


 え?

 その話は、彼女から聞いた。だがそれは、俺ではないだろう?

 俺にも、そんなことがあった? 一体……いつの話だ?

 彼女の話は、どこまでは本当なんだ? 彼女の話は、いつからあるものなんだ?

 そもそも俺は……人ならざるものを見ていたのか?


 頭の中に、ある言葉が流れてきた。忘れたはずの、彼女の声に似ていた。



『一緒ニ、メリィゴォランドニ、乗ラナイ……?』

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― 新着の感想 ―
[良い点] 上手い具合に中間と最後が繋がって、ホラー特有の後味の悪さ(褒め言葉)が出ていると思います。ラストの主人公の恐怖や戸惑いの表現が良かったです。 [一言] 惜しまれるべきは私がこれを真冬に読ん…
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