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第十話 閑話-1 マケル達の雑談

第十話 閑話-1 マケル達の雑談

「ハンバーガーの店でさ、ポテトとかドリンクってサイズがS・M・Lってあるよな」

「まあ、あるな」

「そのSはスモールで分かるけどあとのMとLってなんだっけ」

「おい、マケルそんなこともわかんねえのか」

「じゃあ、イマイチはわかんのか」

「おう。…………………MはミニでLはリトル?」

「全部ちっちゃいじゃん!!」

「バカね、あんた達。MはミドルでLはラージよ。そんなんでよく高校に入れたわね」

「「ぐっ……」」

「ハンバーガーと言えば、最近は10個食べてもまだ余裕があるよ」

「理沙はどれだけ食べればお腹いっぱいになるのかわかんないよ~」

「う~ん。前は17個目で財布の中が無くなったからな。いくつまで食べられるのかは分からない」

「そんなにハンバーガーなんて食べたら栄養が偏るよ~。ほら、今でも体の一部分に偏ってる偏ってる~」

「…………最近、イオンの私を見る目が怖いんだけど。そんなに大きくても良いことないと思うけどな」

「大きい人に小さい人の苦しみは理解出来ないのだ~」

「栄養と言えば、弟が作ってくれる料理は全て私のために栄養やカロリーが考えられて作ってあるの。お返しに私も料理を作ってあげるときに凄く栄養に気を遣ってあげてるから、弟は健康優良児なのよ。あとそれとね」

「イオンちゃんの胸が大きくなっちゃったらせっかくのロリハリボディが崩れちゃうよ。やっぱりロリはおっぱいが小さい方が良いよね。中には『ロリ巨乳最高』とか言う人もいるみたいだけどやっぱりロリは貧乳に限る。あとそれから」

「だまれ、W変態」

「私は弟をこの世で一番愛してるだけ! 変態じゃない!」

「僕だってそうさ! 幼い女の子をこの世で一番愛してるだけだよ! むしろ紳士と呼んで欲しいね!」

「それを変態と言うんだ」

「ハンバーガーか……。僕よく慌てて食べるから、どうしてもかぶりついた反対側からピクルスとか飛び出ちゃうんだよねぇ」

「十字君の食事風景って、何食べててもファストフード感あるよね。花津夜さんはハンバーガーについて、なにか面白エピソードとかある?」

「私に何求めてんだよ……。つーか、そもそもあんまりハンバーガーとか食べないしな」

「そうなの? なんとなく花津夜さんはジャンクフードとか好きそうなイメージだったよ」

「うっせ。ミンチにすんぞ」

「ハンバーガーだけに~?」

「イオン笑笑 それは笑笑」

「あ、理沙がツボった」


ジャンクフードは食事ではなく、おやつ感覚で食べるものだと私は主張します。


さて、十話まで来ましたが、今回は閑話というか番外というか、いつも以上にごちゃごちゃしています。

今後も第十九話までは1人のキャラを中心とした話、第二十話では閑話-2という風に、十話ごとに区切りを付けていきたいと思います。

ではまた。


P.S. 今日はエイプリルフールだけど、そういうのじゃないです。

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